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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】「専門家」ではなく「なんでも屋」で

Early Bath

今日も、Zoomでフルリーディングをお伝えしました。

今日の方は、6/2感情マニフェスティング・ジェネレイターさん。今現在、40代半ばの、人生前半・後半の切り替え時期にあるうえ、それが終わりきらないうちに、来月から50歳前後の屋根から下りる時期が始まるという、なかなかのタイミングでいらっしゃいました。恐らく来年は忙しくなるでしょうが、そのためにも今から、屋根から下りる準備をして頂きたいところです。

さて今日の方の人生の目的は、目に見えない精神世界に関わることでした。実際、占星術や九星なども勉強されているそうで、もしかすると50歳以降、人生の屋根から下りて、そのようなことを実践されるのかもしれません。しかしある程度学んでしまうと飽きてしまうこともあり、どれを主軸にしたら良いのか、よく分からないと。

たしかに、特定の方向性は定まっていないデザインだったので、一貫性は無くても問題はありません。むしろ感情を確かめつつ、仙骨が反応するまま、さまざまなものごとに関っていく人なので、主軸を探そうとしても、なかなか掴めないでしょう。

Journey

さらに今日の方は、チャネルとして35-36「さまざまな経験を積む、なんでも屋という力もお持ちでした。この力は『未経験のことをやったら楽しいんじゃないか』という、期待を伴った感情によって動きます。このチャネルは『私はあそこに行ったことがある』『私はそれをやったことがある』と言いたいので、さまざまな未経験のことに、期待して入って行きます。近所に新しいレストランが出来たら一回は行ってみたいし、一度はピアノを弾いてみたいし、一度はサーフィンをやってみたいのです。一度は結婚してみたいし、一度は浮気もしたいかもしれません。そしてそれを経験すると『なるほど、こういうものか……』と納得し、感情も落ち着くわけです。

そのため専門家にはならず、無数の経験を持っているけれど、どれもプロフェッショナルではないような人になりますが、それはそれで良いのです。占星術もちょっと知っているし、数秘術も九星もちょっと知っているけれど、どれもプロ級ではない、という人ですね。でもそういうなんでも屋のところには、占星術数秘術と九星をちょっとずつ教えてほしい人がやって来るはずです。この手のお客さんが全員、専門家のところに行くワケでもありませんし、雑貨屋さん的なニーズもあるはずです。

しかしこのチャネルが不健康に働くと、いつまでも同じ経験の中でループしてしまうと言われています。占星術を習っても意外と楽しくなかった場合、『もっと習ったら楽しくなるんじゃないか?』という、妙な期待が膨らんでしまうわけです。本当は、さっさと次の経験に進めば良いのに、いつまでも同じ経験で足踏みしちゃうんですね。

またはなんでも屋とは逆の「専門家」になろうとしてしまうかもしれません。たしかに6番ラインなので、意識は高いと思いますし、方向性が定まっていないからこそ、一貫性を求めてしまうのも分かります。しかし自分らしく生きていくなら、さまざまな経験を少しずつ積む方が自然ですし、満足する人生になるはずです。もちろんマインド(思考)は『一貫性のある専門家になった方が良いのでは……』とか何とか言いますが、それに従わないことも、これから先の転機を乗り切る、大きなポイントだと思います。 

 

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