明日4月8日11:35、天秤座の満月となります。明日の月(と地球)の位置をヒューマンデザインのホロスコープで見てみると57番ゲート「生存本能」57.4▲「明確な直観によって、生産的な人間関係に熟達する」にあります。ここは、生き残るために、直観的に正しい相手を見抜き、正しい関係を築く位置です。まさに、今日のように緊急事態宣言が発令された今こそ、頼りになる相手を直観で見抜く必要があるでしょうね。
また今回の満月では10-20「自分のことを話して、相手を覚醒させる」10-57「直観的に、自分らしい行動を取る」20-57「直観的な気づきを伝える」という、３つの複合的な力が下りています。ここには『とにかく、まず自分から生き残ろう』とする力があります。それがネガティヴに作用すれば、自分だけは生き残ろうとして買い占めに走るでしょう。しかし、そんなことをするより、自分が頼れる相手に、自分の直観を伝えた方が良いかと思います。それはすごく独特なタイミングや、独特な言葉で話しても、たとえ直接会わずに、電話やオンラインで伝えても、相手にハッとするような気づきを伝えられるかもしれませんね。
一方、この時の太陽は51.4▲「破滅的なショックの中でも、チャンスを見いだす天才」か51.4▼「破滅的なショックに対して、理屈は合っているけれど、効果の無い方法で対処する」にあります。これもまさに今の「コロナショック」と重なりますが、今回のような事態に遭っても、そこで新たなチャンスを見いだせるか、それとも今までの成功パターンにしがみついて失敗するか、ですね。揺さぶりがかかっている今こそ、視点を変えて、新たな方法に乗り替えるチャンスとも言えますから。
さらに今年は、木星と冥王星が３回コンジャンクション(合)しますが、その第１回として、今回の天秤座満月と共に、すでにその２つの星がぴたりと重なっております。今回、木星と冥王星は61.5▲「神秘的な智慧を持つ父親的な人物が、その影響力によって、ひとつの世代を形作る」か61.5▼「権力的な立場にいる人物が、自分の影響力を保つために、服従を強要する」にあります。しかしこれは、あくまでそう見えるだけです。周囲から『あの人は、本当に神秘的な智慧を持った人だなあ』と思われるか、『あいつは、自分の立場を守るために俺たちを服従させようとしている』と思われるかです。なんとなく世代交代、権力者への反発を思わせる位置ですが、その人たちの実像は見えておらず、あくまで投影がされているだけです。
いつも書いていますが、星からの影響に引っ張られ過ぎると、本来の自分から外れて不健康になってしまいます。ですので今の時期、誰かをカリスマ的に崇拝し過ぎたり、政治批判に夢中になるのは要注意ですね。
この木星＝冥王星の重なりは、２回目(7月1日前後)、３回目(11月13日前後)でも、同じく61番ゲート「神秘」がテーマです。それがどうなるかは、要経過観察と。
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