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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】個人性の独学の時代へ

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昨日は、柏でリーディングを終えた後、流山おおたかの森にて、昨年基礎講座LYDを受けてくださった4/6プロジェクターさんとお茶してきました。引き続きレポートやテキストをお読み頂いているようで、それ以外にも、チャネルやインカネーションクロス(人生の目的)にもご興味があると。

この4/6プロジェクターさんは、人生のメインテーマが個人性ですし、そのテーマとなっているチャネル1本だけがつながっているという、ザ・個人性なデザインです。個人性とは『世の中や家族がどうであろうと、私は私よ』と、自分個人を優先する性質です。それは集合体(社会全体)や部族(家族や身内)からすれば、わがままに見えるかもしれませんが、これまで400年続いてきた部族的な時代は終わり、2027年以降は個人性の時代になります。ある意味、わがままな生き方こそスタンダードになりますから、時代を先取りした生き方とも言えるでしょう。そして、こういった個人性の強い方は、ヒューマンデザインの学び方も、個性的で、独特になるはずです。

今現在、ヒューマンデザインの国際認定コースとして定められている、基礎講座LYD、Rave ABC、Rave Carthography、PTL1、PTL2、PTL3、PTL4……という段取りは、集合体的な取り決めだと言えるでしょう。どこの国の人であろうと、グローバル・スタンダードとして統一しましょうという感じですね。

それに対して、日本ではアソシエイト、アプレンティス、アンバサダーという独自資格が設けられていますが、これは部族的なローカルルールですね。国際ルールはあるけれど、日本は日本でやらせてもらいますと。まあ、それが良いか悪いかという判断は止めておきますが、ある意味、部族的な時代に沿っているとも言えます。

しかし2027年以降は個人性の時代ですから、集合体的な国際ルールも無視し、部族的なローカルルールも無視して、自分勝手に学ぶ時代になるでしょう。そうでなくても、すでに「The Difinitive Book」という、LYD~ABC~Carthography~PTL1ぐらいの内容を包括した書籍が公式に発売されていますし、ネットを漁れば、多くの情報が開示されています。別に組織的な段取りなんか踏まなくても、いきなりインカネーションクロスから学んだり、PHSから入って行く人がいてもおかしくありません。とは言え、結局は「ストラテジーと権威」が大事なので、妙なところから入ったとしても、基本的な知識には戻ってくるでしょうし、たとえ紆余曲折したプロセスでも、本人が自分らしく生きていられればそれで良いと思います。

もちろん、そのように段取りを無視されると、資格ビジネスとしては成立しなくなりますが、すでに自動翻訳機能の精度が上がり、日本人の英語力も向上しているとなれば「英語ができない人たちのために情報を翻訳して提供する」というサービスそのものも衰退していくでしょう。実際、僕のところにリーディングに来る方も『資格は要らないけど学びたい』『自分を知りたい』という方が多く、そういうモチベーションの方が健康的だなあと感じています。

まあ、中には本当にワガママに『資格なんて無いけどヒューマンデザインのリーディングするぞ』という人も現れるでしょうし、それも個人性の時代の一面ですから仕方ないでしょうね。そういったワガママな個人性がわらわらと増えて『赤信号みんなで渡れば怖くない』式に世の中を席巻すれば、組織側も訴えることを諦めるんじゃないかな。すでに時代は一年一年、一日一日、一分一分、個人性の時代に近づいています。どんどん共同体が崩れていく時代に入っていくわけですから、抵抗してもムダだと思うんですよね。

僕自身は、集合体と個人性のハイブリッド的なデザインなので、国際ルールに乗っ取って資格は取ったけれども、その後は独学でテキストを訳す、という勉強方法をしてきました。これから先も独学は続けますが、今までの集合体的・部族的な教育方法がいつまで保つのか、いつ崩壊するのかも、観察していきたいと思います。

 

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