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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】勉強会:無意識はコントロールできない

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今日は、オンライン勉強会でした。今回も前回同様、ヒューマンデザインの大枠についてのお話でしたね。

ヒューマンデザインのチャートは、生まれた時の星の位置(黒)と、生まれる88日前の星の位置(赤)をボディグラフとして組み合わせたものです。生まれた時の星の位置は「パーソナリティ」と呼ばれ、自分で自覚できる個性ですし、思考に表れます。そして生まれる88日前の星の位置は「デザイン」と呼ばれ、自分では自覚できませんし、コントロールもできません。また「デザイン」は、無意識の行動として表れ、その人が健康的になっていく時は「デザイン」の方から、つまり肉体から健康的になっていくそうです。逆に言えば「パーソナリティ」=マインドは、他人からの影響(条件付け)を落としていく7年間のプロセスの、最後の1分1秒まで抵抗すると言われています。

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たとえばこれは、僕のデザイン(無意識)だけを図にしたものです。僕の場合、頭で考えた思考を、喉から無意識に話すカタチになっています。それはコントロールできるものではありませんし、僕の無意識のバリアブル(より細かい性質)は、場当たりかつ、無計画的なので、自分ではどうしようもないカタチです。

とは言っても、僕が普段から、求められてもいないのにベラベラしゃべるわけではありません。たとえコントロールはできなくても、この性質も僕の権威=エゴとつながっていますし、足並みは揃っているはずですから、エゴによる『このことは話したくない』『このことは話そう』という意志力に連動して、勝手に口から出てくることになります。なので時々、後からマインドで振り返ると『あんなこと言っちゃって良かったのかな……』と思うこともありますが、無意識ですから、それはコントロールできないし、恐らくそれを言う理由も何かしらあったのでしょう。「The Difinitive Book」でも、エゴ・マニフェスター権威は、うっかり口走ったことが真実であると言っていますし、そこはコントロールする必要もないのでしょう。

今日の勉強会でも、特にあれを話そう、これを話そうという計画は立てていなかったんですね。とりあえず大枠の部分だけ話すと決めて、後はもう、会話のジャムセッションですよ。一緒にお話した人たちの合いの手やら、質問やらに答えつつ、何かを思い出したり、手元の資料を見て、ああこれは話しておこう、と思いながら話して、気がつけば2時間が終わっていた……という感覚です。なので、先日も同じヒューマンデザインの大枠についてお話したのですが、話す範囲は同じなのに、しゃべっている内容は結構違うんですよ。よく音楽で『ライヴは生ものだ』『二度と同じ演奏は無い』とか言いますが、カッコ良く言うと、それに近いかもしれませんね。

ですので、今日の勉強会でも『無意識のチャネルを意識的に活用できるんですか?』という質問があったのですが、いや、そこは勝手にさせておきなさいと。肉体が無意識に動くままにさせておいて、それに身をゆだねて、観察だけする、というのが「乗客意識」というものです。人生のハンドルは、自分では握らなくていいし、肉体が動くのに任せていたらどうなるか、それを見て欲しいのです……

 

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