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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】プロジェクターは、奴隷でも雑用係でもない

Melancholy

今日は、昨年6月にフルリーディングをお伝えした、感情権威の2/5エネルギー・プロジェクターさんにキロン・リターン(50歳前後の転機)リーディングをお伝えしました。昨年フルをお伝えした時にも仕事のことで悩まれていましたが、あれから1年以上経って、さらに仕事が忙しいというか、酷い状況になってきたそうです。

それもそのはず、今年の年末までウラヌス・オポジション(42歳前後の転機)前後の7年間が続くのに、それが終わりきっていない昨年夏から、キロン・リターン前後の7年間が始まり、この一年はその2つの転機が重なる時期だったのです。

御本人も『命を削って働いているようです』と仰っていましたが、それはエネルギー・プロジェクターの悪いパターン……仙骨の生命力は無いのに、それ以外のエンジンで働けてしまうため、究極の奴隷にされてしまうというやつですね。本来は人々を導くはずのプロジェクターが、まるで働き者のジェネレイターのように働いてしまうと、招待も来なくなりますし、苦味が溜まる一方ですし、負のループに入ってしまいますよね。

しかしキロン・リターンを見ると、この時期は51-25「どうして私だけこんな目に遭うんだろうという経験をする」というチャネルが下りていました。その経験は、非常にネガティヴに感じられますが、実はそれこそが、本来の自分に立ち返るショック療法なんですね。御本人も、そこそこ忙しい程度なら、そのまま労働生活を続けてしまったはずです。しかしそこに、激烈な忙しさが襲いかかってくることで、ようやく奴隷生活に嫌気がさし、本来の自分を取り戻せるわけです。

ですので今日の方も、ようやく(ウラヌス・オポジション前後の7年間が終わる)この年末に退職を決意されたそうですが、まだ職場からのOKはもらっていないと。今までも何度か辞意を伝えたものの、あれやこれやと言いくるめられて職場に残っているそうです。

御本人としては『もっと真剣に伝えた方が良いんじゃないか』と考えていたそうですが、今日の方は26番ゲート「嘘やハッタリをつく」の生まれでした。だったら、自分の身を守るためにも、ある程度の嘘をついた方が上手く辞められるのではないでしょうか。もともとのプロファイルも2/5という投影のライン同士の組み合わせですから『仕事に疲れました』と言っても『いや、大丈夫でしょ』とか思われてしまうわけです。

そう、フルの時にもお伝えしましたが26番ゲート「嘘やハッタリをつく」星の下に生まれた人ほど、嘘をつかずに、正直に生きてしまいます。マインド(思考)が『嘘をつくなんて良くない』『本当のことを言った方が上手くいくはずだ』と言うんですね。でも、真っ当な理由で説明しても、職場はそれを受け取ってくれないわけです。本来は「噓やハッタリをつく」ために生まれてきたわけですから、是非それを活かしてほしいのです。

もちろんそれは、他人を騙して良い、という話ではありません。あくまでも自分を守るための手段ですし、その範囲であれば、噓をついても罰されることは無いでしょう。

本来プロジェクターは、奴隷や雑用係として働くために生まれてきたわけではありません。しかし2/5エネルギー・プロジェクターは、周囲から働き者に見えてしまうのです。その実体を理解してもらおうとしてもなかなか難しいでしょうし、だったら多少誇張して(ハッタリ)、ご自分のしんどさを伝えていく必要もあると思うのです。なんとか年末までに、無事、奴隷仕事を辞められるといいんですけどねえ。

 

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