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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】勉強会:人生50歳から本番

erics solars systems

今日も、オンラインでの勉強会でした。

今日もプロファイルの話が中心でしたが、その中でも、プロファイル6番ライン(3/6、4/6、6/2、6/3)の人たちは、50歳からが人生の本番となります。僕自身も6/2ですので、このblogで散々そのことについて書いてきました。しかし6番ライン以外の人たちも、基本的には、人生50歳から本番となるように設計されています。

ヒューマンデザインでは、1781年の天王星発見以降、人類は7つのセンター構造から、9つのセンター構造に進化したとしています。その天王星は、太陽の回りを84年かけて一周しますし、今現在の人間も、天王星的に84年間かけて生きるように設計されているわけです。そして29歳のサターン・リターン(土星回帰)までは試行錯誤を重ね、30代は客観的な智慧を養い、42歳のウラヌス・オポジション(天王星半回帰)で本来の自分を取り戻し、50歳の小惑星キロン・リターンで成熟するように出来ているわけです。それはプロファイル6番ライン以外の人たちも一緒です。

しかし人類の大半は、1781年以前の、土星的な生き方をまだ続けています。つまり84年間も生きるつもりはなく、最初のサターン・リターン=29歳で若死にするか、二度目のサターン・リターン=58歳=還暦ぐらいで死ぬ意識でいるわけです。そうすると『50歳なんてもうジジイババアじゃないか』『もう人生終わりだ』『もう何もできない』と思ってしまい、50代以降を無為に過ごすような生き方を選んだり、暴飲暴食や不摂生をして病んでしまうわけです。あるいは、10代20代といった、早い時期に成功しようとする可能性もあるでしょう(スポーツ選手のように、体力的に若い時期にがんばる必要がある職種もありますが)

まあ、最近は「人生100年時代」なんてことも言いますし、だんだん人々の意識も、健康的に長生きしたり、50歳以降のセカンドライフを模索する傾向も高まってきたように思います。それでも、なかなか50歳以降の人生を意識できない人たちに対して『ほら、50歳からでもこんなに新しい人生を楽しめるんだよ』と身をもって、お手本を示す人が必要になってきます。そのお手本がプロファイル6番ラインなんですね。

プロファイル6番ラインは、そのお手本を示す「模範(ロールモデル)」として設計され、生まれてきたわけですが、実際にそのお手本を示せなければ、宇宙から『お前どうしてお手本を示さないんだ。死んでもう一回やり直せ』とばかりに若死にしたり、人生がクラッシュしてしまいます。だからこそ6番ラインは、50歳の転機を実践していく必要があるわけですが、それ以外の人たちは、そこまでの責務は負っていないでしょう。まあ、プロファイルは6番じゃないけれど、それ以外のところに沢山6番ラインがある……なんて人もいらっしゃいますが、そういう人も影響は強いかもしれません。

ヒューマンデザインでは、自分らしく生きていない人はセカンド・サターン・リターン=58歳で死ぬ、と言いますので、そのあたりも注意していただきたいところです。まあ、そう言っていた創始者ラー自身も63歳で亡くなっていますし、ラーのプロファイルは5/1ですから、お手本を示す役割ではなかったということですね。

僕自身、実際に6番ラインとして、小惑星キロン・リターン前後の7年間を通過し、若死にもせず、至って健康でおります。ヒューマンデザインの仕事も順調……と言うより、今まで生きてきた中で、こんなに仕事が充実していて上手くいっているのは初めてです。本当に本番は50歳からなんだなあと実感してますね。

とは言え、今現在50歳の人が、いきなりヒューマンデザインを学んだからといって、すぐさま転機に対応できるかと言えば、そういうものでもないでしょう。ヒューマンデザインでは、社会や親や学校から受けてきた影響(条件付け)を落とし、本来の自分に立ち返るには7年間かかると言われています。やはりもっと若い時期からヒューマンデザインに触れて、50歳までにある程度の条件付けを落としていくことが大切です。

僕自身も、ヒューマンデザインに出会ったのは44歳でしたが、今から振り返ってみると、かなりぎりぎりの滑り込みセーフだったなと感じます。その時期は僕自身にとって、本来の自分を取り戻す7年間(ウラヌス・オポジション)だったので、やはり遅くても42歳前後でヒューマンデザインの門を叩くのが良いのかなと。そういった自分の年齢も見つめながら、ヒューマンデザインを学ぶのも面白いですよ。

 

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