今日から2022年の仕事始め。今年最初の対面リーディングは、品川のグランドプリンス新高輪のラウンジ「momiji」でした。
さて今日の方は、感情権威の1/3エネルギー・プロジェクターさん。まだ30代になられたばかりで、サターン・リターン(土星回帰、29歳前後の転機)前後の７年間、最後の年に位置していました。実際、ここ数年はいろいろあったようですが、それも今年前半で落ち着いていれば良いかなというところです。特に女性は、サターン・リターンの影響が強いと言われ、この年齢前後でご結婚されたり、ご出産される方も多いですよね。
ただ今日の方は、やはりプロジェクターとして生計を立てたり、経済的な安定(１番ラインの基盤)を確立していくかに悩まれていたようです。今日の方は、人生のメインテーマが１番ゲート「自己表現」「創造性」であり、実際に芸術的なことにも携わっていたそうです。ただ、そちらは経済的に不安定なため、生計を維持する仕事をするかどうかも思案中だと。まあ、プロジェクターは労働するタイプではありませんから、いっそその芸術的なことに集中してほしいところですが、生活費も要りますしね。一応、後援者の方もいるそうなので、そういった人の数が増えていくと良いんですけどね。
そんな今日の方から、リーディング後に『あの後、気分が乗ったので、市川さんの絵が描けました』と送られてきた画像がこちらです。なるほど、下の赤い部分は燃えるエゴ、上の青い部分は客観的なアジュナ、という感じですかね。さすがプロジェクターがイメージしただけあって、僕自身も納得しております(^_^)
以前も書きましたが、今現在30歳を過ぎたあたりの人たちはみな、冥王星「自己表現」「創造性」世代です。皆さん、自分の奥底に、気難しいアーティスト性を抱えていますし、それをどうやって表現するかが、人生を通じてのテーマになります。
ここで言う「創造性(クリエイティビティ)」とは、自分の意志で出そうと思っても出せるものではありません。音楽家なら『詩や曲が下りてくる』とか、画家さんなら『イメージが下りてくる』とか申しますが、そのように突然下りてくるのが本物の創造性です。無理矢理ひねり出せるものではありませんから、いつ形になるのか分かりませんし、一定期間にどれだけ創造できるかも分かりません。それが本物の芸術家(アーティスト)ですし、実際今日の方も、後援者の方から『いつでもいいよ』という形で作品制作を請け負っているそうです。できれば、それをひとつの理想型として、気ままに作品を制作できる環境を整えていただければと思います。
また実際の芸術作品だけに限らず、住んでいる場所や、着ている洋服、食べているモノ、人間関係、すべて含めて自分の人生を芸術的に表現することも大切です。「自己表現・創造性」は、生き方が芸術であり、他の人たちから『私も、あんな生き方がしてみたいなあ』と思われるような(他人をインスパイアするような)人生を生きることもテーマです。ですので、作品制作だけでなく、それを取り巻く生活全体を彩っていくことを意識すると、人生そのものが楽しく感じるのではないでしょうか。
そんなお話をしているうちに、どんどん雪が激しくなってきました。リーディング後は、一緒のタクシーでお客様を品川駅までお送りし、僕は東京駅まで。
いやしかし、こんなに降るとは思いませんでしたね。そして寒い！
まさか2022年の仕事始めが雪になるとは思いませんでしたが、今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
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