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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】人生のゲームは難しいほど面白い

Woman plays chess in Iran

今日はZoomにて、2019年12月にフルリーディングをした2/4ピュア・ジェネレイターさんにフォロー・リーディングをお伝えしました。まず、ここ2年間のお話を伺うと、転職はしたものの、今の職場もブラックな労働環境で、フラストレーションも感じておられるそうです。であれば、4番ラインとして次の仕事を見つけてから転職するのが良いのでしょうが、求人の少ない地方都市では、次の仕事も見つかるかどうか分からないと。パートナーさんも体調が悪く、経済的に頼れないこともあり、今の時点で収入が途切れるのもまずいと。いや、2年前に引き続き、なかなかハードな状況に置かれていますね。

しかし今日の方は本来28番ゲート「人生の生き甲斐のためなら、苦戦するリスクすら背負う」ことが人生のメインテーマで、パートナーの方もこのチャネルをお持ちでした。ある意味、人生が苦闘の連続になってもおかしくはないカップルさんなのですが、そこであまり深刻にならず、ある種のゲーム感覚として、この苦闘に挑んでいただければなと思います。

しかしそんなことを言いますと『いや、経済的に苦しい時は深刻になるもんだろ』『ゲーム感覚でなんて取り組めるか』と仰る方もいらっしゃるでしょう。もちろん僕自身も、経済的に厳しい時は経験しましたし、そういう時はあまり良い気分にはなれませんでした。

ところが経済的な苦境に陥っても、それが自分にとって正しい状況であれば、True Self(本来の自分)としてそれを笑い飛ばせると言われています。経済的に苦しいのに正しい状況?と思われるかもしれませんが、人生のある時期に、そういった経験をして学びを得ることが必要な場合もあるわけです。しかし逆にNot Self(不健康な状態)では、そういった状況を深刻に捉えたり、必死に頭(マインド)で考えてどうにかしようとしてしまうものです。笑えるか/深刻になるかが、True/Not Selfの境目だと言われています。

今日の方は28番ゲート「人生のゲーム感覚」の他にも41番ゲート「想像力(イマジネーション)で工夫する」というゲートもお持ちだったので、経済的に苦しい時でも『お金が無いなら、無いなりに楽しもう』と、深刻にならない絶妙なバランスで対処していけるのではないでしょうか。もちろんマインドからは『労働して生計を立てればいいじゃないか』という声が聞こえてくるでしょうが、そこで権威である仙骨がどう反応するかですね。

ヒューマンデザインの創始者ラーも『人間は、お金の心配をするために生まれてきたわけではない』と言っていますが、そのマインド的な心配を手放すのは結構難しいのかもしれません。それでも「人生のゲーム感覚」をお持ちの方なら、いったん収入が途切れるというリスクを背負いつつも、人生の勝負に出るかと思います。『このままブラックな環境で働いていたら、私は死んでしまうかもしれない。だったらイチかバチか、仕事を変えてしまえ』みたいな。

それは難しい判断になるでしょうが、人生のゲームは難しいからこそ面白いものです。簡単に『ああ、これすればいい、こうすれば100%勝てる』と分かるゲームなんて面白くないんですよ。自分というコマをどうやって生き残らせるか、人生の「勝ち」を目指すことが苦闘であり、もがきなのです。

 

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