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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】お酒とアイスクリーム、プレッシャー無く生計を立てる

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※2023年10月9日~11日 大阪にてリーディング募集中です。

今日は、横浜のベイシェラトンのラウンジにてインカネーション(人生の目的)リーディングでした。お客様は、先月フルリーディングをお伝えした、感情権威の6/2マニフェスティング・ジェネレイターさん。しかし「マニジェネは大事なステップをすっ飛ばす」と申しますが、今日の方も、お店に入ってからすぐトイレに行かれたり、リーディング料金を自宅に忘れたり(先ほど口座に入金済み)と、まあ、落ち着きませんが、それもまた感情マニジェネらしいですね……(^_^;)

そんな今日の方は、人間関係の第3クォーター生まれで、パーソナリティの太陽は29番ゲート「はいと言う・深淵」29.6「混乱」でした。つまり人間関係上、いったい誰に「はい」と言って関わればいいのか、混乱するわけです。今日の方の場合、ノード(環境)が意識・無意識ともに3番ラインだったため、人間関係的にも試行錯誤する環境に置かれ、間違った相手と絆を結ぶ可能性が高いでしょう。もちろん感情権威ですから「好き好き好き」「楽しい楽しい楽しい」と感情の波が上がった時ほど、間違った相手と絆を結んでしまう可能性があります。そこは「楽しくて正しい相手」なのか「楽しいけれど良くない相手」なのか、ゆっくり時間をかけて見極める必要があるわけです。

今日の方は、55番ゲート「スピリット」もお持ちだったせいか、仕事が非常に忙しかった時、感情的な虚しさを埋めるために、お酒とアイスクリームばかり飲み食いされていたそうです。いやまあ、たしかにお酒を飲めば楽しくなるし、アイスクリームも甘くて美味しいですけど、そればかり飲み食いしていたら身体に悪いじゃないですか。それが「楽しいけれど良くない」ことなんですよね。しかし実際、今日の方は、お酒やアイスクリームばかり口にしていた時、楽しさや美味しさは感じていなかったそうです。そこも55番ゲートとして、自分の本当の気持ちを確かめる必要がありますよね。

そして29番ゲート「はいと言う・深淵」は、非常に誤解されているゲートですが、何でもかんでも「はいはい」と安請け合いするゲートではありません。仙骨が「はい」と反応した相手にだけ関わり、仙骨が「いいえ」と反応した相手は拒絶するゲートです。しかし不健康な29番ゲートは、誰でも彼でも「はいはい」と言って関わってしまいます。ところがこのゲートは、卦で言うと「水・水」の組み合わせなので、間違った相手に関わると水底の奥深くに引きずり込まれ、息苦しい人生経験に入ってしまいます。そのため29番ゲートは、その苦しさから「自殺」するとも言われています。だからこそ、誰に関わるかが非常に重要なんですね。

そして29番ゲートが属するのは「第13の顔」「トート」です。これはエジプト神話の智慧の神ですが、この神格テーマは「人間関係の論理的な正解」です。「トート」に属する59番、29番、4番、7番ゲート生まれの人たちは、人間関係の正解について意識しています。それはそれで良いのですが、「トート」の条件付けに染まりすぎると、マインド(思考)で『人間関係はこうあるべきだ』『パートナーシップや夫婦関係とはこういう形が正解なんだ』という思い込んでしまうのです。

特に29番ゲートの場合は「はいと言う」ですから、マインドで『相手に対してはYesと言うべきだ』『Noと言ってはいけない』『それが正解なんだ』と思い込んでしまいます。実際、今日の方もそのように考えていた時期があったそうです。しかし最近、恩義のある人から頼まれごとをした時に、頭では『恩義があるから引き受けた方が良いんだろうな』と思ったものの、感情や仙骨が拒否していたので、ゆっくり感情を観察した後で『いいえ』と言ったそうです。そのように、自分の権威に従うことで「神格」の呪縛から逃れ、本来の自分を取り戻せるんですね。

まあ、そのようにさまざまな条件付けや、人生の罠を知った上で、インカネーションクロス(人生の目的)を観察していただければと思います。

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そんなリーディングをしてお客様とお別れした後、そのまま同じラウンジにて、いつもオンライン勉強会でご一緒している5/1直観エネルギー・プロジェクターさんとお茶してきました。さすがに2時間半ぐらいリーディングしたので、頭に栄養を入れようとプリンを注文……

さて、こちらの方は、今年5月にウラヌス・オポジション(42歳前後の転機)を迎えられ、いよいよ本来の自分を取り戻すプロセスが本格化してきたようです。こちらのプロジェクターさんは、個人性の38番ゲート「戦士」が人生のメインテーマなのに、個人性のチャネルは1本もつながっていないデザインでした。そのため、ワガママに自分を優先することはあまりなく、ご家族を優先して来られたのですが、この時期に個人性チャネルが何本もつながったせいか、自分一人で行動したい意欲が強まってきたと。

しかし反面、エネルギーが少ないこともあり、ハートセンターが未定義で自信も無く、1番ラインの気弱さや、誰かとくっついていたい性質もあり、家族と離れたくない感覚もあるそうです。その相反する性質をどう扱っていいか、よくわからないと。

まあ、そこは直観的な個人性として、直観的にくっついていたい時はくっつき、離れたい時は離れる、で良いかと思います。そして個人性ですから、その理由を説明する必要もなく『だって、今はそう感じるから』で済ませましょう。

ヒューマンデザインのチャートやボディグラフには、そのように相反するような性質も多々見られますが、だんだん本来の自分を取り戻していくと、その性質がケンカすることなく、自然に統合されていくと思います。もちろんタイプやプロファイルが優先的となるでしょうが、それが自分なりにしっくり来る形でまとまると、より生きやすくなると思いますよ。

また、今日の5/1直観エネルギー・プロジェクターさんのこの時期のテーマは、文明世界の第2クォーターでした。それは現実世界で生計を立てることも含まれますが、実際に今、仕事を辞めるかどうか、という決断の最中にあるそうです。そこも個人性として、一人で仕事をしたい意欲が出てきたものの、やはり1番ラインと未定義ハートの気弱さで、一人で仕事をするプレッシャーを感じ、なかなか踏み切れないと。

この方の場合、Gセンターが未定義だったため、ひとつの大きな仕事に取り組むより、複数の軽めの仕事を掛け持ちする程度で良いでしょう。大きな仕事に取り組むと『それをしっかりやらなければ』というプレッシャーにもなりますが、小さな仕事なら、もう少し気軽に取り組めるはずです。もちろん仙骨未定義のプロジェクターですから、働き過ぎはいけませんが、一応、定義されたルート(根性)持ちのエネルギー・プロジェクターなので、軽めの仕事を複数こなすぐらいはイケるかと思います。そのように自分なりの独特な仕事形態を確立するのが、ウラヌス・オポジションのテーマではないでしょうか。

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……とまあ、都合4時間ちょっとのリーディングとお茶会を終えて、お土産に崎陽軒の焼売を買い、帰りの総武・横須賀線快速へ。さすがに疲れたので栄養ゼリーも飲みつつ、帰路につきました。しかしまだまだ暑いですね。今日の服装もネクタイ無し、ジャケット無し、ワイシャツだけでしたが、早く涼しい秋になって「マスクのクロス」のスーツで出動したいものです……

 

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