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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】ポロッとこぼれてくる「私」

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今日は、先日もリーディングした、京都からいらしているご夫婦の奥様……内なる権威無しの5/1メンタル・プロジェクターさんにフォロー・リーディングをお伝えしました。場所は上野駅周辺でというリクエストでしたが、あのあたり、落ち着いてお話しできる場所が少なかったので、JR上野駅で合流した後、タクシーで浅草ビューホテルへ向かいました。本来のラウンジは1階なのですが、今は26階のレストランでラウンジ営業をしているということで、浅草や東京スカイツリーが一望できる絶景の席でのリーディングとなりました。あまり混んでもいなかったので、今度からここも使ってみましょう。

さて「内なる権威無し」の場合、自分の中に頼りになるセンターが無いため、誰かと話し合う中で、自分が話していることを聞き、それを決断の指針とする、と言われています。しかしそれだけ聞くと、なんだか自分が頼りないように感じたり、自分では何も決められないように思ってしまうかもしれません。

「内なる権威無し」にしても、自分の中のどこかに答えがあるはずです。しかし普段それは明確に分からず、誰かと会話していく中で出てくるでしょう。特に今日の方の場合、相手から情報を引き出してもらうデザインであり、意識的には完全に受動的だったため、自分の中の答えも、無自覚にポロッとこぼれてくるはず。そのポロッと出てきた本音を自分で聞いて『ああ、私は本当はそう思ってたんだな』と確認できるでしょう。

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特に今日の方の場合、定義されたチャネルが43-23「自分独特の考えを噛み砕いて説明する天才か奇人変人」しかありませんでした。このチャネルは喉センターにつながるチャネルですから、当然それが言葉になりますし、今日の方の場合、口から出てくるのもこのチャネルから発した言葉だけになります。

そしてこのチャネルは個人性回路の一部ですから、主語は常に『私は』になります。恐らく今日の方も、誰かと会話する中で『私はこう思う』『私はこう感じた』『私はあれが好き』『私はあれが嫌』というように、常に『私は』『私は』『私は』と話すでしょう。そしてそれが、内なる権威無しが発した本音であり、そのポロッと出てきた本音を基準にして、ものごとを決めていけば宜しいかと思います。

これがもし、過去を見つめる抽象回路が喉につながっていれば『昔は』『以前は』と話すでしょうし、未来を見つめる論理回路なら『将来は』『この先は』と話すでしょう。そしてそのどちらも集合体回路ですから『私たちは』と話すかもしれません。

部族性は『我が家は』『うちの部署は』と話すでしょうが、部族性の喉チャネルがつながっているとエゴが定義されたマニフェスターになっちゃいますから、内なる権威無しで部族的に話す可能性はありません。そのように喉チャネルのつながり方によって、主語も変わってくるわけですね。

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それにしても、今日は良い天気でしたし、26階からの眺めは最高でしたね。まあ、今日のお客様も僕も、デザイン的に適している環境は「洞窟」だったので、特別こういった景色は必要ないのですが、そのうち環境が「山」のお客様がいらしたら、またここにお連れしようかと思います(^_^)

 

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