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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】勉強会:アットホームな職場、恋愛感情、会話の無い夫婦

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※2022年5月8日~10日 大阪駅周辺にて対面リーディング募集中です。

今日も、昨日に続いて月例のオンライン勉強会でした。今回も、インテグレーション、個人性、集合体、部族という回路の話題が多かったので、また小ネタ的にご紹介。

・アットホームな職場に惹かれない

よく求人広告で『アットホームな職場です』『和気あいあいと働ける職場です』などという売り文句を見かけますが、あれに惹かれるのって部族性ではないかと。部族は、触れあいを大切にしますし、ある意味、べたべたした関係です。しかし部族性チャネルがつながっていなかったり、部族性の薄い人からすれば『いや、職場にそういうことは求めていない』と感じるでしょう。個人性なら好き勝手に働きたいし、集合体ならグローバリズム的にフレックス制度や託児施設など今時の普遍的な働き方を求めるのではないでしょうか。さらに言えばインテグレーションは、そもそも会社勤めが向いていないかもしれませんね。それでもインテグレーションは、最終的には公共のために働くと言われていますが。

・恋愛感情が無い

昨日も書きましたが、恋愛をするのは個人性回路です。36種類のチャネルのうち、11本は個人性回路のチャネルですから、結構多いですし、個人性回路のチャネルがつながっている人も多いでしょう。だから世の中には『恋愛するのが当たり前』という感覚がありますし、恋愛小説や恋愛マンガや、恋愛相談や恋愛コンサルタントが多く見られるわけです。しかし世の中には、個人性回路のチャネルがつながっていない人もいますし、そういう方は恋愛感情も(相手とつながらない限りは)生まれにくいでしょう。誰でも彼でも恋愛するとは限らないということですね。

・恋愛を成就させるのを避ける

そして昨日、個人性は片思いを楽しむという話もしましたが、それは感情が未定義の人の傾向かもしれません。感情が未定義の場合、感情的な摩擦を避けたり、真実を避ける傾向があります。好きな相手に告白して、なんやかんやあったり、相手の気持ちという真実を知るのが怖いと感じたら、そのまま片思いを続けるのではないかと。今日も、個人性チャネルがつながっている感情権威の人たちに伺ったのですが『片思いも楽しむけれど、やはりその恋愛の成就を目指すと思います』という意見が出ました。そのあたりも、感情がついている、ついていないで差が出てくるのではないでしょうか。

・会話しなくても平気な夫婦

さらに個人性は、音響的(アコースティック)であると言われ、音楽を好んだり、相手が発する声や会話を好むと言われています。ですから個人性のご夫婦や恋人同士は、会話するのが好きですが、部族性は触れあいを好みます。その両方があれば、会話と触れあいを好むでしょうが、もし部族性だけだったら、会話もせずに触れあいだけで良いと感じるでしょう。昔の農家夫婦は(今もそうかもしれませんが)、農作業中は何もしゃべらず、ただ働いて、仕事が終わった後も特にしゃべらず、それで成立していたと思いますが、それがまさに部族的な関係性です。

・これからの時代の部族

ヒューマンデザインでは1615年以降、約400年以上、部族的な時代が続いてきたとしています。そんな部族的な時代も2027年に終わり、そこから先は個人性の時代に入ります。ある意味、世の中全体がワガママになりますし、助け合いを求めても『自分のことは自分でやれ』という風潮になるでしょう。とは言え、部族がまったく無くなるわけではありませんし、そんな時代でも部族を維持する役割の人たちはいるわけです。そうなると、今までのように部族を優先し、自分個人のことはガマンするシステムではなく、逆に個人個人がバラバラだということ前提で部族を作っていく必要があるのではないでしょうか。

……このように、今日も回路の話題を中心にあれこれ話しましたが、36のチャネルを細かく見ていく前に、まずおおざっぱな回路の性質を理解していくと、自分の社会性や、対人関係のヒントも得られるかと思います……などと、今日経験したことを、誰でも見られるネット上のBlogで「共有(シェア)」しているのも、僕のメインテーマである集合体の抽象(経験)回路なんですよね(^_^)

 

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