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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】勉強会:突然変異は空白に生じる、過食症・拒食症、無理目な敵と戦いたい、わらしべ長者

※2022年9月9日~13日 神戸・京都で対面リーディングを募集中です。

今日も毎月恒例のオンライン勉強会でした。前回のインテグレーションに引き続き、今回は個人性チャネルの話題が多かったですね。

まず個人性回路の根っこにあるのが3-60「突然変異」チャネルです。突然変異と言っても、急に背が伸びたり、英語が話せるようになるワケではありません(^_^;) あくまでも突然、状況を変える力が備わっているわけです。このチャネルの突然変異性や、急に哀愁(メランコリー)を感じる性質が、他の個人性チャネルにも個人性の「形式(フォーマット)」として波及しています。

しかし突然変異がなかなか起こらず、状況も変わらず、それを何かのせいにしてしまうと憂鬱になってしまいます。たとえば『コロナ禍はいつ終わるんだろう』『こんなことになったのも政治が悪い、医学界が悪い』とか考え出すと、ずっと鬱々、悶々としてしまいます。なので個人性の人たちは、何か哀しさを感じてもその理由を探すなと言われています。それって原因の無い、単なる化学反応ですから。

そして突然変異は「音符の間」「空白」に生じると言われています。哀しさの原因ばかり考えているうちは、突然変異は起こりません。それを忘れた、ふとした空白の瞬間にまた状況が変わるものです。ですから僕も、ちょっと憂鬱を感じた時は、散歩に出たり、ゲームに集中するなどして頭を空白にするようにしています。

また個人性の感情チャネルである39-55「感情表現」も、突然変異的であり、急に感情が上がったり、急に感情が下がったりします。しかしこのチャネルには「感情のスピリット」(55番ゲート)が2027年まで眠っていて、それまで本当の気持ちはなかなか分かりにくいと言われています。

しかしその眠れる感情のスピリットは、ツンツンと反対側の39番ゲート「誘発」に突っつかれると、突然目を覚まします。今日参加された方の中でも、感情を突っつかれたおかげで、急に泣き出したことがある方が複数いらっしゃいました。それは『よりによって、どうしてそこをつっつくのよ!』と迷惑に感じるかもしれませんが、それによって自分の本当の気持ちに目覚めるんですね。

またこの「眠れる感情のスピリット」は、感情の虚しさを感じると、それを埋め合わせるためにヤケ食いをしたり、セックスで虚しさを埋めようとするとも言われています。逆に感情的に満たされていると、食べるのも忘れてしまう場合もあります。そのため過食症や、拒食症になる場合があるので、ちょっと注意が必要ですね。

また、個人的な人生のやり甲斐に取り組む38-28「悪戦苦闘(もがき)」をしたがっています。ここは、戦士的な闘争心と、ギャンブラー的にやり甲斐に賭ける力がつながっていますが、簡単に勝てる相手や、簡単に達成できる目的には興味がありません。簡単に勝てるゲームなんてつまらないんですね。

人生のやり甲斐の方から『どうだい、俺と勝負するかい?』と招待されたら、たとえ無理目な相手でも、勝てるかどうか分からない目的に取り組みたいのです。もしかしたら負けるかもしれない、時間やお金がかかるかもしれない、それでもやりたいんだから、やってやるぜ、勝負してやるぜ、という感じですね。

僕自身、このチャネルのギャンブラー的な性質……28番ゲート「ゲームプレイヤー」だけ持っていますが、ヒューマンデザインを学んだ時はまさに「悪戦苦闘」でした。ヒューマンデザインを学んでみたいけど、お金があんまり無い、それでもやるのか……という葛藤を抱えつつも勝負に出ました。おかげで経済的に厳しい時期もありましたが、今では「悪戦苦闘」して良かったなあと感じています。人生、勝負しなきゃいけない時ってありますからね。

そして個人性の仙骨エネルギーである14-2「鼓動」チャネルが正しい方向性につながると、予期せぬお金の回り方をします。ここには「お金がすべてではない」いう性質が根っこにあるため、お金を稼ぐつもりは無かったけれど、仙骨「鼓動」に従ったら、回り回ってお金になった……というようなチャネルです。逆に、マインド(思考)で『これはきっとお金になるだろう』『これは稼げるだろう』と考えると、全然お金にならないわけです。実際、今日ご参加された方の中でも『ボランティア的に手伝いに行ったら、後からそれが仕事につながった』という方がいらっしゃいました。回り回って、なぜかお金になるという意味では、昔話の「わらしべ長者」みたいなものですね。

ただし「お金がすべてではない」という気前の良さは、悪くすると他人から搾取されてしまうのでご注意ください。ここはあくまで自分個人のエネルギーなので、相手に対しても『お前には絶対あげない』とか『あなたには是非もらってほしいの』と、独特な好みがあるはず。それを見極めないと、誰でも彼でも気前よくエネルギーをあげ過ぎてしまうので注意しましょう。

 

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