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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】勉強会:目的を果たすための環境

Supermoon lunar eclipse, from begin until the end

※2022年6月21日~23日 宮城県仙台市にて対面リーディングを募集します。

今日も、月例のオンライン勉強会でした。今回も、前回に続いてノード(太陽と月の交点、日食と月食が起きるところ)の話題が多かったですね。

前回の記事でも書きましたが、ノードは、その人本来の個性ではなく、人生の目的(インカネーションクロス)を果たすための「環境」を表しています。特にノード環境は、逆風的に感じられ、本人としては不愉快に感じるのが普通です。しかしその面倒な環境にこそ、その人が見るべきものがあるのです。

ノードは、約18年でホロスコープ上を一周するため、ひとつのゲートに平均3ヶ月ほど滞在します。つまり生年月日が3ヶ月以内の人だと、同じノード環境を持って生まれることになります。今日の勉強会でも、生年月日が約1ヶ月違いのお二人(5/1直観プロジェクターさんと4/6自己プロジェクターさん)がいて、ノードに入っているゲートは意識・無意識ともに同じでした。

そのお二人のサウスノード=人生前半の環境は27番ゲート「お世話」のゲートに入っていました。しかしそのテーマを不愉快に感じるのですから、自分の周囲に「お世話」してくれない人が現れたり、自分が「お世話」せざるを得ない環境に置かれるのです。

実際にお聞きしてみると、5/1直観プロジェクターさんの場合は、夫さんが家族のお世話をしてくれず、結局別れて、お子さんのお世話をすることになったと。一方、4/6自己プロジェクターさんは、夫さんが犬を飼い始めたものの、お世話をせず、結局自分が犬のお世話をすることになったと。まあ、前者は重たい話ですし、後者は笑い話で済みますが、いずれも27番ゲート「お世話」がキーワードとなる環境に置かれていたわけです。ただしその振れ幅は異なりますし、同じノード環境に生まれても、さまざまなニュアンス(細かい違い)があるかと思います。

ヒューマンデザインの創始者ラーは『ノードという「背景」に溶け込んでしまうと、結局あなた自身は、そのエネルギーや、そのようなものの探求に終止することになる』と言っていますから、そこで必死に「お世話」する必要もないでしょう。ただ、見るべきものを見て、学ぶべきものを学ぶと、そこで後天的に「お世話」する力が身につくのでしょう。そしてそこで身につけた力が、後々、人生の目的(インカネーションクロス)を果たすために役に立つわけです。ある意味ノードは、目的を果たすための課題をやらされているようなものですね。

その面倒臭さを『ああ、これはノードだな』『面倒だけど、私がいるべき環境なんだな』『ここには見るべきものがあるんだな』と分かってくると、ちょっと距離を置いて、それを観察したり、楽しめるのではないでしょうか。

 

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