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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】正しい招待を待ち、人生の良い流れを待つ

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今日も、Zoomにてフルリーディングをお伝えしました。

今日の方は、直観権威の3/5エネルギー・プロジェクターさん(男性)。もちろん御作法(ストラテジーと権威)としては、招待を待ち、その招待を直感的に見極めることが大切になります。その直観に従えば、5番ラインとして磔にされることもなく、問題解決役の救世主として輝けるでしょう。

しかし、ご本人は、その直観を封印して、仙骨が未定義なのにがんばって働こうとか、ハートが未定義なのに意志力を強くしようとか、Gセンターが未定義なのにアイデンティティを持とうとか、アジュナもヘッドも未定義なのに思考(マインド)でどうにかしようと苦戦してきたようです。ただ、そういうことをしても効果は無いし、やればやるほど悪循環に陥っていました……と、リーディング後にご感想を頂戴しました。

たしかにプロファイル3/5ですと、5番ラインとして無意識に問題意識を抱え、3番ラインとして挑戦していく生き方です。また今日の方は、18-58「判断」チャネルという、完璧主義にして、飽くなき向上心の持ち主でした。この問題意識やチャレンジ精神や、完璧主義と向上心を、自分の未定義センターを「悪い」ものだと見なして向けてしまうと、ロクなことにはならないでしょう。

あくまでも、誰かから『どうか、この問題を解決してください』と招待されて、それが直感的にピン!と来たなら、そこからその問題に対してエネルギーを注いでほしいのです。それまでは『まだまだ俺の出番じゃないや』と、のんびりしていただければ結構です。

また今日の方のインカネーションクロス(人生の目的)は「この世には、目に見えない力や、人生の流れというものがあると気づく」でした。この「人生の流れ」とは、5番ゲート「固定リズム・待つ」から来ています。この5番ゲート「固定リズム」は、よくルーティーンや日課といった生活習慣を固定化すると良いと言われますが、もっと大きい意味では、目に見えない人生の流れに自分を固定する(合わせる)ことです。

この5番ゲート「固定リズム」を持った人は、何をやっても上手くいかない時(人生の流れが悪い時)と、その逆に、何をやっても上手くいく時(人生の流れが良い時)を経験しているでしょう。その両方を経験することで、流れが悪い時は何をやってもダメなんだから、また良い流れが戻ってくるまで「待つ」ことがテーマになります。

今日の方も、そのような流れの悪い時を経験されたそうですが、それに対しても、3/5の、18-58「判断」チャネル持ちとして『これをどうにか解決しよう』と取り組んでも、良い結果は出なかったでしょう。むしろそれは悪い流れに逆らっているだけで、まったく前に進めないし、ただもがいているだけだったかもしれません。そういった人生の流れに対しても、問題視しないことが大切です。

今日の方は、プロジェクターとしても招待を待つことがテーマでしたし、インカネーションクロスとしても人生の良い流れを待つことがテーマでした。待つことは悪いことではないし、あまり問題視し過ぎないことも大事ですよというお話もすると、だいぶ気楽になられたようです。いずれ良い流れはやって来ますし、そのうち正しい招待もやって来るでしょう。それに身をゆだねる(Surrender)ことも、プロジェクターとしての大きなテーマではないでしょうか。

 

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