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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】「The Incarnation Clinic」を訳しました

昨年購入した、ヒューマンデザインの創始者ラーの講義録「The Incarnation Clinic」を日本語に翻訳しました。2冊併せても英文90ページほどだったので、次の大作に挑む前の、箸休め的な作業です。ただしこれ、当時開催されたインカネーションクロス(魂の使命)に関する講義録なのですが、この2冊は初日の講義だけで、翌日も講義の続きがあったようなのですが、そちらはまだ商品化されておりません。内容的には、インカネーションクロスに「16の神格」を絡めて紹介していますが、「神格」についても、それほど詳しく述べられているわけではなく、あくまでさらっとです。

ただ、ちょっと面白かったというか、目新しい解釈だなあと思ったのが『インカネーションクロスとは、自分のためのものではない。他人のためのものだ』『クロスを果たすことで、他人から感謝される』というくだりです。たしかにインカネーションクロスって、世の中全体の中での自分の立ち位置や役割を示すものですから、自分の役割を果たせば、世の中全体に貢献することになり、他の人から感謝されると。それは、ちょっと面倒なクロスにしても、そういう側面があるという話でした。

たとえば、この講義録でも頻繁に「エデンのライトアングルクロス」という運命が紹介されています。このクロスに生まれた人は、安全で心地いい環境に暮らしていても、ある日突然、まるで絨毯を引き抜かれるように、その環境=楽園(エデン)から追い出されると言われています。それは本人にとっては『どうして私はこんな目に遭うのかしら』と非常に辛く感じるでしょう。しかしそれをキッカケにして、ぬるま湯的な環境から出て、さらなる成長が得られるので、実は楽園から追い出されることは良いことなんですね。

また、エデンの園を追い出されたアダムとイヴが、楽園から出て初めて子供を作ったように、実家という楽園から追い出されることで、異性のパートナーと出会い、子供が作れるわけです。やっぱり実家暮らしだと、彼氏/彼女を自宅に呼んでセックス……は、やりにくいですよね(^_^;)。そういう意味で言うと、相手のパートナーからすれば『実家から追い出されてくれてありがとう。これから実家の目も気にせず、セックスが出来るね』と感謝されるわけです。そのような自分のインカネーションクロスの意味が分かっていれば、たとえ実家を追い出されても、それで良かったと思えるでしょう。

さて、また10月からは、次の英文テキストの翻訳に移ります。次は2027年に向けて、レイヴ関連の資料を訳しておきましょうかね……

 

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