NO PLAN NOTE 

ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】実家(楽園)を出なければ結婚できない

Departures

※2022年9月9日~13日 神戸・京都で対面リーディングを募集中です。

今日は、Zoomにてフルリーディングをお伝えしました。

今日の方は、感情権威の3/5エネルギー・プロジェクターさん。ちょうど本来の自分を取り戻す時期であるウラヌス・オポジション(42歳前後)の真っ只中でした。しかしプロジェクターの場合、他人のことは分かるけれど自分のことは見えませんし、今日の方の場合、愛と方向性も未定義だったため、特に自分のことが分からなかったようです。

そこでインカネーションクロス(人生の目的)を拝見すると、精神世界の第1クォーター生まれでしたので、やはり目に見えない世界……精神、霊性、魂、心理といった分野が適しているでしょう。実際、ご本人も数秘術などを学ばれていたそうですが『やっぱりそっちですか』と納得されていた反面、マインド(思考)が『そういう分野では生活できないんじゃないか』とブレーキをかけていたそうです。まあ、方向性の定まっていないプロジェクターさんですと、仕事や趣味にしても、何をしていいのか分かりにくいのですが、まずは精神世界という大枠に沿っていただければと思います。

Wedding

さらにインカネーションクロスを細かく見ると「楽園(エデン)から追放されて、高次のセクシャリティ(性的嗜好)を伝える」と出ていました。このクロスについては、今までも何度か書いていますが、まず「楽園」=心地良いけれど成長はしない、ぬるま湯的な環境を出ることがテーマです。たとえば実家は心地いい場所なのですが、そこに彼氏を連れ込んでセックスをするのって、ちょっと難しいですよね。それでは結婚もできないし、子供もつくれないと。だからこそアダムとイヴのように、心地いい場所から離れて、そこで初めて性愛を知ることができるわけです。

実際、今日の方は、早めに実家を出ており、すでにご結婚もされていました。ただ、そこから先、お子さんを生むかどうかという段階で、それこそ目に見えない力が働いたのか、非常に不思議な経験をされたそうです。セクシャリティと言っても、ヒューマンデザインでは性行為そのものだけではなく、まずどうやって絆を結ぶのか、結んだ後はどうやってその絆を維持していくのか、がテーマとなります。男女が出会って、恋愛をして、結婚をして、子供ができて、その絆を維持していくという、ごく普通の、ありきたりなことの中にも、神秘的な力が働いている場合があります。恐らく今日の方も、いずれその不思議な神秘体験と、性愛を絡めて、高次元の智慧として伝えていくのでしょうね。

もちろん、実家に暮らしていても結婚できる方はいらっしゃいます。実はうちの父親も「エデンのクロス」なのですが、結婚はしたものの、ずっと実家暮らし(母に嫁に来てもらった)だったんですよね。しかし父親は、ずっと楽園に暮らしてきて、果たしてそれで成長したのだろうか?と思いますね。なにしろ、うちの父は一人暮らしの経験がまったく無いので、料理や掃除や洗濯はできませんし、生活能力はかなり低かったです。本当は、そういったことを経験していくのも、結婚に伴う成長だったのではないでしょうか。『いやいや、独身のお前が言うな』と言われそうですが……(^_^;)

 

・ヒューマンデザインの個人フルリーディングを受けてみませんか?

 ご希望の日時・場所についてのご相談は、

 お気軽にtakeo.ichikawa@gmail.comへご連絡ください。