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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】「DreamRave I : Introduction to Personal Analysis」を訳しました

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先月翻訳した「DreamRave Introduction」に続き、「DreamRave I : Introduction to Personal Analysis」の翻訳が終わりました。英文は144ページでしたが、図版が多かったので、文章(講義内容)そのものは118ページほど。こちらもヒューマンデザインでの睡眠状態を分析するドリームレイヴの講義録で、先月訳した「DreamRave Introduction」が夢にまつわる領域やゲート等のキーワードを紹介する第0巻、今回の「DreamRave I : Introduction to Personal Analysis」が、いよいよドリームレイヴを用いた個人分析手法を紹介する第1巻になっています。

僕自身、まだ第0巻を訳した段階では『結局このドリームレイヴって、お客さんにとって何の役に立つんだろう?』という疑問があったのですが、今回この第1巻を訳して、なるほどそういうことかと、ある程度は納得しました。

まず創始者ラーによれば、人間は眠っている間に、宇宙のプログラムからNot Self(不健康)なままでいるように条件付けられているそうです。たとえば上の図は、僕の睡眠時のボディグラフ……いわゆるドリームボディです。一般的な(目覚めている時の)ボディグラフには64個のゲートがありますが、眠っている時の図には15個のゲートしかありません。これは哺乳類のデザインと一緒で、つまり人間は、眠っている時は動物状態なのだそうです。そして宇宙のプログラムは、この睡眠時のドリームボディに条件付けを行い、人間を動物的なままにしようとしていると。この条件付けに染まってしまうと、人間らしさを失ってしまうそうです。そしてドリームボディで活性化されているゲート……僕の場合は3カ所ですが、そこはその人にとっての条件付けの弱点なのだそうです。

つまりドリームレイヴを知ることで、自分は眠っている間に、どのような条件付けを受けていて、どのような弱点を抱えているのかが分かるわけです。そして眠っている間に受けた条件付けが、どのゲートに現れてくるかも分かります。それはAというゲートに条件付けを受けた場合、同じコドン(遺伝暗号)グループに属する、別のゲートに現れる場合もあり、なかなか一筋縄ではいかない感じです。

そして第0巻にもあったように、ドリームボディの各領域(天界、魔界、人界)、各ゲート、各ラインにはそれぞれキーワードがあり、それを組み合わせることで、その人が見る夢の本当の意味が分かると。それは楽しい夢だろうと、悪夢だろうと関係なく、本人がまったく夢を覚えていなくても、その人が見る夢の意味が割り出せるのです。

ですから、僕も夢日記をつけていて、あの夢はああいう意味なんじゃないか、こういう意味なんじゃないかと解釈してきましたが、そういうことには意味が無いんだと。夢というのは個人的なものではなく、宇宙からのプログラムの条件付けなのだという話です。

たしかにこのドリームレイヴが理解できれば、自分の条件付け的な弱点が分かるので、それは役に立つかと思います。また、昔の恋人が夢に出てきて『私はまだ元カレが忘れられないのかしら……』とか思う必要もなくなります。それも結局、宇宙からの条件付けなので、もっと別の意味があるのでしょう。もちろん、サンプルとして自分の夢を記録しておけば、ドリームレイヴのキーワードと照らし合わせることもできます。

他にも、眠っている時にタイプが変化したり(大半の人は睡眠時、リフレクターになります)、本来はスプリット定義なのに眠っている時にそれを繋げるゲートが活性化される場合なども強い影響があるので、そのうちチェックポイントをまとめて、自分なりのリーディングレポートを作ってみるつもりです。もちろん資格は持っていないのでリーディングはできませんが、この2冊の内容だけで、自分自身のドリームレイヴを分析してみれば、もっと納得できるかなと。

いやいや、ヒューマンデザイン、10年学んでもまだまだ奥が深いですね……(^_^)

 

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