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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】感情権威カップルとして、時間をかけて決断する

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※2022年11月11日~15日 長野・金沢でリーディング募集中です。

今日は、Zoomにてパートナーシップ・リーディングをお伝えしました。夫さんは1/3マニフェスティング・ジェネレイター、妻さんは5/1感情マニフェスターという組み合わせで、お二人ともすでに僕からフルリーディングを受けられ、今回はご一緒に分析をお伝えしました。いやしかし、ご夫婦がお互いのデザインを理解した上で生活されていくのって素晴らしいですね。なかなかそういうカップルからのご依頼はありませんが(1年に1回ぐらい?)、これから先、もっと増えれば良いのになあと思います。

まず今回のお2人のチャートを合体させると「8-1」……定義されたセンターが8、未定義センターが1という関係性になります。これは「2人で一緒にいる時は一緒のことをした方がいい」カップルです。一緒にいるなら、一緒に食事を作り、一緒に片付け、一緒に掃除をし、一緒に買い物に行き、一緒にリーディングを受けるわけです。また1番ラインには「くっつきたがる」性質もあり、お互い自然と一緒にいたがるそうです。

ただ、ヒューマンデザインでは「たとえ夫婦でも寝室は別」が基本です。眠っている間に、半径2メートル以内にいる相手から条件付けを受けてしまいますからね。ですので、一緒にいるのは良いけれど、眠る時は寝室は分けた方がいいですよ、と夫さんのリーディングの時にもお伝えしていました。実際、それを聞いてから寝室を分けられ、心地良く過ごされているようです。

特に夫さんは、感情センターがフルオープン(活性化されたゲートがまったく無い)で、妻さんは12-22「感情を優雅に表現する」チャネルの持ち主でした。感情を優雅に表現してくれるなら大丈夫そうに聞こえますが、それは家庭の外でのお話です。妻さんは、外では魅力的な5/1として、感情を抑えて出しつつ、磔にされないように気を遣っているわけです。しかし自宅に戻れば、ホッとして実体が現れますから、夫さんから見ると「ずいぶん外にいる時と違うな」「無理して仮面を被っているんじゃないか」と思われたようです。まあ、それだけ振れ幅の大きな、インパクトのある感情ですので、夫さんへの影響も大きいでしょうし、寝る時ぐらいは離れた方が良いでしょうね。

一方、妻さんは、夫さんが3番ラインとして間違ったり、失敗するのが気になると。つい、それを止めたくなるのですが、止めてしまうと夫さんが死んだようになると。そう、3番ラインは痛い目に遭ってもいいから間違えたいんですよ。自分の身を削って、ダメージを負わないと学びにならないし、その手前で止められるとフラストレーションを抱えてしまうでしょう。ですから、あえて間違えさせてあげて、後から5番ラインとして解決してあげてくださいと。

また妻さんの5番ラインは、一般常識という条件付けに染まりやすい性質でもあります。そうすると「間違えることは良くないことだ」という一般論にも染まって、あれこれ言いたくなるのでしょう。また妻さんには「訂正中毒」になるゲートもあり「あなたのためを思って言ってるのよ」と言いながら、相手の間違いを直して自分の悦びにしようとする可能性もありました。そこは社会の間違いを直すべきエネルギーですので、個人に向けないことが大原則です。

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そんなお二人ですが現在、自宅を持つ計画をお考えだそうです。そこで妻さんのマニフェスターらしさ=女王性が目覚めたのか、豪華な建材に惹かれていると。それは不健康なのでしょうか、というご質問も頂きました。しかしお二人のチャートを併せてみると44-26「大きなお金を扱える意志力」38-28「無理目の目的に向かって苦闘する」チャネルがつながっていました。ですので、経済的にちょっとハードルは高いけれど、無理ではない範囲なら大丈夫かなと(^_^;) まあ、非常に微妙なところですが、お二人を併せると感情権威になりますし、すでにゆっくりご検討されているそうなので、まさにその感情権威カップルの実験として、なるべく時間をかけてほしいですね。

 

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