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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】「Design Concept」を訳しました

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※2022年11月11日~15日 長野・金沢でリーディング募集中です。

※2022年11月19日~21日 仙台にてリーディング募集中です。

※2022年12月13日~17日 広島・博多にてリーディング募集中です。

ヒューマンデザインの創始者ラー・ウル・フーの2006年の講義録「Design Concept」を訳し終わりました。英文約160ページ。内容は、まさにヒューマンデザインの基本概念についてラーが説明したもので、二元性、人間の中にあるとされるパーソナリティ・クリスタル、デザイン・クリスタル、磁気単極子、4つのタイプ、定義=チャネル、権威、条件付け等々といった、よく聞くヒューマンデザイン用語について丁寧に話しております。やはりラーは5/1ですから、1番ラインの基盤的な話となると、ノッて話しているのが分かりますね。

本書は、もちろん単純にヒューマンデザイン入門者が読んでも良いのですが、レベルとしてはもう少し高度で、専門的にヒューマンデザインを学びたい(職業にしたい、リーディングをしたい)初学者向け、という感じです。専門コースで言うと、Rave ABCや、PTL(プロフェッショナル・トレーニング)の1あたりですかね。

まあ、僕自身はすでに知っている内容なのですが、今年の翻訳作業は「The Complete Guide to Human Design System」「The Story Line」「DreamRave」と難解かつ上級者向けのテキストが続いたので、ここらで箸休めとして、いったん基礎的なテキストに戻ろうかなと。箸休めで英文160ページを訳せる自分を褒めてあげたい……(^_^;)

なにしろ購入したのは2015年4月とかなり前ですが、かなり理論的かつ基礎的な内容だったので、ずーっと後回しにしていたのです。僕自身、論理性は薄いデザインですし、基盤を整える1番ラインがひとつも無いので、正直、あまり好みの内容ではなかったです。でも大事なのはわかりますし、久しぶりにこのレベルに戻って良い復習になりましたね。

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また本書では、PTL1で習う、キーノーティング(Keynoting)についても丁寧に説明されています。ヒューマンデザインでは、タイプやプロファイル毎にキーノート(キーワード)がありますが、誰かにリーディングする際に、そのキーノートをつなげると、不思議とその人を表す文章になる……という表現方法です。

たとえば僕の場合、「知らせる(マニフェスター)」「推移、模範(6番ライン)」「隠者、内気(2番ライン)」「目撃者」「個人性」「一番最初になる必要がある(チャネル)」というキーノートがありますので、僕自身をリーディングするなら……

「あなたは、一番最初に模範的な隠者へと推移し、自分が個人的に目撃したことを知らせる人ですよ」とか

「あなたは、自分が隠者になることを知らせ、個人的かつ模範的な目撃者として、一番最初に推移する人ですよ」とか言えるわけです。

その人のキーノートをどのように組み替えても、どれも間違うことはないし、誰にでも使える表現方法になっているわけです。まあ、ラーは実用性と普遍性の5番ラインですから、誰にでも使える方法が大事ってことですね。僕自身、やはりレポートを作る際は、ちょこちょこキーノートを入れ込んでいくので、たしかに便利ですし、身についてもいますね。こういった技法含めて学べる講義録ですので、論理性の強い方や、基盤を固めたい1番ラインの方にはオススメです。

 

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