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※2022年12月13日～17日 広島・博多にてリーディング募集中です。
昨日11月8日20:02、牡牛座月食となりました。昨夜は、442年ぶりの皆既月食＋天王星食だったそうでニュースでも採り上げられていましたが、いつものようにヒューマンデザイン的な星の配置を振り返ってみましょう。
昨夜は、月と地球はもちろん、ノースノードと天王星も２番ゲート「自分の中の運転手」というゲートに入っていました。ヒューマンデザインでは「人生のハンドルは握るな」「自分の中には運転手がいるから、人生のドライヴはそいつに任せて、自分は後部座席でリラックスしていなさい」と言いますが、その「運転手＝高次の自己＝ハイヤーセルフ」がこのゲートです。ここは、人生の正しい方向性であり、その人独特の方向性も表しています。
しかし月と地球はデトリメント(▼)に偏っていて2.3▼「人生の方向性について試行錯誤する」となります。本当は人生の方向性を変えた方が良いのに、それを拒否して今の方向性に執着したり、逆に今のまま進めば良いのに、絆を断って別の方向に行ってしまうわけです。環境( ノースノード)的には、自分の周囲に２番ゲート「美意識をもって人生を進む人」が現れたり2.1「高次の自己を無視してエゴ的な方向へ進む人」が現れる時期なので、周囲の人たちを見て、自分も正しい方向へ進もうとしたり、エゴ的な方向性を拒絶すると良いんですけどね。また秩序と混沌を意味する天王星は2.4「自分の方向性を隠す」にあります。たとえば、スピリチュアルな道に進むにしても、それをべらべらと誰かに話す必要はありませんし、自分らしく生きていればそれで秩序も保たれるでしょう。しかし周囲から認められようとして「私は正しい道を進んでます！」「俺はあっちの道に行くぞ！」とか何とかアピールすると、状況が混沌としてくるかもしれませんね。
ノード軸は、7月31日から11月27日までこの位置にあります。つまり8月、9月、10月と自分の方向性をどうするか悩んできた人は、そろそろ答えを出す時期かもしれません。と言っても、今回の月食に影響され過ぎると、間違った方向転換をしたり、間違ったまま直進してしまうので注意が必要です。
一方、太陽、サウスノード、水星は１番ゲート「自己表現」「気難しいアーティスト」のゲートにあります。ここは、自分なりのこだわりを持って、自分の独特さを表現するところです。その中でも、太陽と水星は1.3「自己表現について試行錯誤する」にあります。アーティストとして、自分の活動形態をどうするのか、テレビに出るのか、ライヴ活動中心で行くのか、YouTubeで発信するのか、みたいなもんですね。もちろんそこには、お金基準ではない、その人独特のこだわりがあるのです。しかしこれが裏目に出ると1.3「お金に目がくらんで、創造性が崩壊し、過大な野心を持ってしまう」となります。今回の月食に引っ張られ過ぎると、自分のこだわりを捨てて、そのような金儲け主義に走ってしまい、本来のアーティスト性を失ってしまうので注意しましょう。
そして環境(サウスノード)は1.1「創造性は、意志とは無関係に下りてくる」にあります。アーティストが、歌詞のアイデアをひねり出そうとしても、なかなか良い歌詞が下りてこないものです。創造性(クリエイティヴさ)って、自分の意志ではどうにもならないんですね。でも、ふとした瞬間に突然、素晴らしい歌詞が下りてくるわけです。しかしこの逆は1.1「創造性が下りてくるのを待ちきれない」になります。そうなると周囲の環境に、無理矢理、クリエイティヴではないものをひねり出す人が現れるでしょう。「私はいつまでも待っていられない。早く結果を出したいんだ」「芸術性なんてどうでもいいから、早くお金が欲しいんだ」みたいな人ですね。それを見て、自分はどう思うのか……
このように今回の月食を総合して見ると、「お金」か「自分独特のこだわり」か、というテーマが強く表れています。そして恐らく、不健康(Not Self)な人たちは「お金」の方に引っ張られるでしょう。実際、そういった人たちはお金を儲けるかもしれませんが、実はそれは間違った道であり、満足も成功も感じず、平和も驚きも無いでしょう。
逆に、お金よりも、自分が強くこだわりたい方向があるなら、そちらに向かってみるのも良いでしょう。もちろんマインド(思考)は「そっちに行っても生計は立てられないんじゃないか」とか何とか言いますが、自分の肉体(運転手)がその方向に向かっているなら、身体が動くままにドライヴしてみるのも一興ですよ(^_^)
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