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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】人生の大勝負の年

Checkmate

今日は、2023年初のオンライン・リーディングでした。

今日の方は、自己権威の2/5クラシック・プロジェクターさん。プロファイル2/5は(そして5/2もですが)、2番ラインも5番ラインも投影のラインなので、実体とはかなり違うものが映し出されるでしょう。そのため、周囲から誤解されることも多いでしょうし、それがプロジェクターとなると、実際の本人とは、まったく合わない「招待」が来てもおかしくありません。

実際、今日の方は、数年前から職場で「昇進しないか」というオファーが来ているそうです。しかしご本人も、それをプロジェクターとしての「招待」として引き受けて良いのかどうか悩まれているそうです。とは言え、仕事はフルタイムで体力的にキツく、いっそ退職してしまおうか、とも考えていると。

今日の方は、ルートセンターも完全に未定義だったため「行動しなさい」というプレッシャーにも弱く、「昇進しなさい」と言われると、それが正しくなくても引き受けてしまう可能性もあります。さらにハート・センターも完全に未定義なので、昇進後の責任を担えるような意志力も頼りないところです。また、ご本人の足を引っ張りそうな部下もいて、もしその管理に失敗すれば、5番ラインとして磔にされそうだと。

ただ、ご本人のパーソナリティの地球が35番ゲート「変化・発展」だったため、新たな経験をして発展してみたい、一回昇進してマネジメント的な立場を経験してみたいという気持ちがあるのもわかります。ですので昇進しても、体力的に楽になったり、責任を負わされないなら良いのですが、そのあたり、上層部がどのような期待(投影)をしているのか、もっと話し合って細部を詰めた方が良いでしょう。そう、結局は自己権威ですので、誰かと話し合ううちに、どこかで結論が見えてくるはずです。

ちなみに今日の方は、ご友人と話し合う中で『もっと自分を大切にしなよ』と言われたそうです。たしかにプロジェクターさんは、他人に焦点を合わせてしまうため、自分のことが後回しになってしまう場合が多々あります。今日の方も、もし自分が退職するにしても、産休中の同僚さんがいらっしゃるので、その方の都合を考えてタイミングを……と仰っていたのですが、実はチャネルは、超ワガママなインテグレーションの10-20「覚醒」チャネルしか繋がっていませんでした。まあ、人生のメインテーマが5番ゲート「固定リズム・待つ」=集合体なので、広い社会性も意識するでしょうが、他人より自分を優先することがあっても良いんですよ、という話にもなりました。つまり『同僚が産休中だけど、そんなことは知らない。私には私の都合があるから今、退職しますね』と言ってもいいと。それは非道徳的にも思えますが、今日の方のノースノード(人生後半の環境・課題)は、28.2「悪魔と手を握る」=非道徳的な手段を使ってでも人生のゲームで勝負する、だったので、不必要な道徳心を外すことも課題かもしれません。

そしてインカネーションクロス(人生の目的)は「自分らしい人生のリズムを取り戻す」であり、まさに今、ウラヌス・オポジション(42歳前後の転機、本来の自分を取り戻す)前後の7年間にあり、それも今年の年末いっぱいで終わるというタイミングでした。

ですので今現在抱えている、昇進するのか、それとも退職するのかという迷いも、本来の自分に回帰できるかどうかの、非常に大きな決断になるでしょうし、ノースノード28番ゲート「ゲームプレイヤー」の人生の大勝負になるでしょう。一応、ウラヌス・オポジション前後最後の一年にぎりぎり滑り込みセーフなので(笑)、年末まで、いろいろな方とコミュニケーションを重ねて、何らかの形で区切りを付けられると良いですね(^_^)

 

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