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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】転機の前のニュートラルゾーン

Alone

今日は、Zoomにてフルリーディングをお伝えしました。

今日の方は、4/6感情エネルギー・プロジェクターさん。ちょうど来月がジャスト・ウラヌス・オポジション(天王星半回帰、42歳前後の転機)で、人生前半・後半の折り返し点を迎えるタイミングでした。つまり、ここから先3.5年で本来の自分を取り戻しつつ、さらに50歳前後の小惑星キロン・リターンで人生の屋根から下り、人生の本番を迎えることになります。これから10年間ずっと人生の転機が続くわけですから、本当に大切な時期ですし、なんとか無事に着地していただきたいと思います。

そんな今日の方は、闘病中だった夫さんを数年前に亡くされたそうです。30代で人生の屋根に上がっていた時期は、仕事は辞め、夫さんの世話をしていたそうですが、それも終わり、今はまだ次の仕事もきめていないと。

ところがエネルギー・プロジェクターのエネルギーを持て余しているのか、あるいは未定義のマインドが『働かなければいけない』と思い込んでいるのか、または未定義のルートセンターで焦っているのか、どこかに勤めた方が良いんじゃないかと考えているそうです。しかしご家族から『まだのんびりしていなさい』と止められているそうですので、そのご厚意に甘えても良いと思います。プロファイル6番ラインは、50歳からが人生の本番ですし、それまでは周囲に養ってもらえると言われていますしね。

また、来月になればウラヌス・オポジションを迎えますし、そこを超えれば、また人生に変化が出てくるかと思います。もちろんジャストの日付に突然何かが起きる、とは言いませんが、僕の経験上、3ヶ月から半年以内には変化が出てくるはずです。ですので、2023年いっぱいはその変化を観察しながら「招待」を待つのも良いかなと。

6番ラインは「推移(Transition)」する人ですが、人生が切れ目無く推移するのではなく、いったん空白期間のようなニュートラルゾーンを経験することがあります。今日の方も、いったん夫さんの看病を終えて、その役割が無くなった今、自分というものがぽっかり空いたような感覚なのかもしれません。特に今日の方は、Gセンターも未定義だったため、夫さんの看病を自分の役割やアイデンティティにしてしまうと、それが無くなった今、自分を見失ったように感じている可能性もあります。そして4番ラインは「次のものに乗り換える」方が向いていますが、突然ご家族を亡くされてしまうと、次のものが見つからず、途方に暮れる場合もあるでしょう。

それでも、ちょうど良いタイミングでリーディングにいらしたので、ここで焦らず、来月からの人生前半・後半の切り替えを待っていただきたいですね。

また、Gセンターが未定義ですと、興味の枠が決まっていないため、次にどんな仕事をしたら良いのか、漠然とするでしょう。しかし今日の方は、人間関係の第3クォーター生まれでしたので、どんな仕事をするかよりも、誰と仕事をするかの方が大切です。インカネーションクロス(人生の目的)を拝見しても「直観的に相手に浸透し、絆を結ぶ」ことがテーマでしたので、誰かと仕事をするにしても、ご再婚されるにしても、相手から丁寧に招待された上で、感情の波を何度も通過しながら、プロジェクターとして相手を読み取り、正しい相手とパートナーシップを結んでいただきたいなと。

ちなみに今日の方は、プロジェクターとして相手を読み取る自覚はありましたが『それを相手に悟られたらどうしよう』と思われていたそうです。相手に嫌がられたり、薄気味悪いと思われるんじゃないかと心配していたと。でも僕個人の印象からすると、プロジェクターから見られる感覚って、ほとんどわからないですよ。以前、ヒューマンデザインのワークショップで、プロジェクターの前に立って読み取られる感覚を味わってみよう、という企画がありましたが、その時も『あ、これかな?』と微妙に感じたぐらいでした。前もって意識してもその程度ですから、普段の会話中に、それを感じ取れることって滅多に無いように思うのですが、皆さん、いかがでしょうか……?

 

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