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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】洞窟の中で、公共のオーラに生きる

Children

今日は、Zoomにてフルリーディングをお伝えしました。

今日の方は、感情権威の1/3マニフェスティング・ジェネレイターさん(男性)。プロファイル1/3ですので、一番子供っぽい生き方のはずですが、1/3が不健康になると、逆に大人の振りをするんですよね……という話もしましたが、たしかにそういう時期がありましたと。子供の頃は、好きな友達とだけ遊んでいて楽しかったけれど、大人になるにつれて『それではダメなんじゃないか?』と思うようになり、大人のつきあいもしてみたけれど、やっぱり性に合わなかったと。

またジェネレイターとしては『うん』『ううん』という仙骨から出てくる音を頼りにしてほしいのですが、そのような返事も子供っぽく感じて『ちゃんと頭で考えた言葉で返事をしなければ……』とも思っていたようです。恐らく未定義のヘッドセンターに『ちゃんと考えろ』というプレッシャーを受けていたのかもしれませんね。

一応、最近は『うん』『ううん』で返事をすることが多くなってきたそうなので、引き続き感情の波を何度も何度も通過しながら、仙骨反応を確かめていただければと思います。

しかし今日の方は、未定義センターがヘッドとGセンターだけということもあり、Gセンターへの条件付けやコンプレックスがかなり強かったようです。今までも人間環境、仕事環境からの影響が強く、転職も多かったと。まあ、3番ラインでGセンター未定義ですから、むしろ一貫して仕事をやろうと思わなくてもいいし、人間関係も切り替わりがあって良いでしょう。仕事にしても人間関係にしても、満足するまでやりきったら絆を断ってまた次へ行く、で良いんですよ。方向性もバラバラで良いし、3年間IT企業に勤めてから、5年間農業をやって、また3年間小学校の先生をやる、でも良いじゃないですか。それで人生楽しく暮らせて、生計も立てられるなら、何も問題はないでしょう。それが独特の人生になるし、一見バラバラに見える職歴も、実はうっすら、共通的な一貫性があったりして、実はそれがご本人のアイデンティティだったりするのです。

まあ、アイデンティティなんて言うと、大層なものをイメージしがちですが、Gセンターが定義された僕からすれば「昔から本が好き」程度のものですよ。それは全然たいしたことではないけれど、それが自分にとってはすごく大事なのです。アイデンティティってその程度のものですし、あまり大きなものを探そうとしなくても大丈夫でしょう。

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とは言え、Gセンター未定義ですから、やはり環境は大切です。そこで参考にPHSで、今日の方に適した環境を見てみると「洞窟・混在」と出ていました。僕もこの環境が適しているデザインなのですが、自分で内側から鍵をかけられるような個室や閉鎖空間(自動車の車内もそうです)に、複数の相手を招き入れ、気に入らない人がいたらつまみ出せることが大切です。つまりその場をコントロールできるかどうかですね。

さらに今日の方はトリプル・スプリット定義……つまり、3人以上の複数や、赤の他人まで含めた「公共のオーラ」にいることが大切です。

となると洞窟のような個室に、3人以上の人を入れて、公共のオーラを構築するのがベストでしょう。しかし1/3なので、他の人たちと共同作業をするというよりは、他人には関わらず、自分の仕事に集中する感じですね。

もちろんその洞窟に入れる相手も、感情と仙骨反応でゆっくり吟味する必要があります。特に今日の方は、12-22「開放性」「気分が乗った時だけ他人と社交する」チャネルがついていたので、良い気分でいられる相手とだけ一緒にいれば良いでしょう。それこそ子供の時のように、好きな人とだけ一緒にいればいいわけです。

そういった自分に適した環境を作っていくのも試行錯誤になるでしょうが、1/3はその試行錯誤プロセスを楽しむ人ですので、あまり急いで完成させようと思わず、とりあえずやってみて、間違えたらまた直して、改善して、徐々に完成度を上げていけばいいかなと。子供が「秘密基地」を作るように、環境作りを楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

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