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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】ゆるい職場が良いとは限らない

Lebanon

今日は、Zoomにてフルリーディングをお伝えしました。

今日の方は、感情権威の4/6エネルギー・プロジェクターさん。まだ30代前半で、サターン・リターン(土星回帰、29歳前後の転機)を経て、人生の屋根に上がる時期です。実際、ここ数年のコロナ禍によって、間違った人間関係から離れ、今では個人でお仕事をされているそうです。もちろんプロジェクターは労働するタイプではありませんが、今日の方の場合、人生のメインテーマが21番ゲート「猟師/狩猟の女神」でしたので、誰にも干渉されずに仕事現場を仕切ることになるでしょう。労働するタイプではないけれど、仕事をすることがテーマなので、奴隷的な労働をすることなく、どれだけ働くか、どのように働くかが鍵になってきます。

また、ビジネスパートナーにしろ、部下にしろ、誰と一緒に働くかも大事ですから、そこは感情権威として、ゆっくり時間をかけてくださいとお伝えしました。今日の方の場合、スプリット定義でもあったので、単なる感情権威よりもっと時間をかけて、感情の波を観察していただきたいと思います。

しかしご本人は、思考を司るアジュナセンターが未定義のせいか『早く決めた方がいい』という一般的な概念にとらわれていたようです。招待されると嬉しくもなるし、断ったら良くないとも思っていたそうですが、自分に合わない招待であれば断ってもかまいません。後からもっと良い招待が来るかもしれませんからね。また、招待してくれた相手に、自分の要求を伝えることも大切です。今日の方は、40-37「共同体」チャネルがノードに入っていたので、家族や仲間と取引することが課題でもあります。たとえ招待されても、自分の良い形に寄せるような取引ができるかどうかもポイントでしょうか。その取引が破綻するようなら断ればいいかなと。

昨年も、この21番ゲート「猟師/狩猟の女神」をメインテーマとする「緊張のクロス」の方をリーディングしましたが、これは周囲にビシッと緊張感を与えて、仕事環境にいる人たちを引き締めるインカネーションクロスです。ある意味、どこの職場にも一人はいる「怖い上司」「怖い先輩」「お局」的なキャラクターですが、正しく生きていくうちに、それを受け容れてくれる人たちと出会うはずです。

ちょうど今「ゆるい職場」という本を読んでいます。今の職場では、昔ながらのパワハラ、セクハラ気質は薄まり、なるべく若者達が働きやすいような、昔よりゆるい職場が用意されているそうです。しかし、若者達がその職場にずっと居続けるかというと、そうではないと。むしろそのゆるさに不安を覚え『こんなに生ぬるい職場にいていいんだろうか』『自分は成長できないのではないか』と考えてしまうんだとか。

まあ、たしかに人権を無視したパワハラレベルは良くありませんが、職場には、ある程度の緊張感は必要なのでしょう。これから2027年に向けて、職場の共同体も崩れていくでしょうが、恐らく今日の方は40-37「共同体」チャネルを持って、2027年以降も引き続き、共同体的な職場環境を創っていくのかなと。それはもしかすると、緊張感があり、ミスをしたら叱られる、やや古い仕事形態になるかもしれませんが、それを必要とする若者もいるはずです。今日の方の人生の本番は、まだ15年後でしたが、それまで人生の屋根に上がっている間、世の中の仕事や、働く人たちの意識などを観察しつつ、新旧の要素が入り交じった、独特の仕事環境を支配していただければと思います。

 

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