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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】2回ふるいにかける、二元的な感情の気づき

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今日は流山おおたかの森にて、いつもオンライン懇親会でご一緒している4/6自己プロジェクターさんとお茶してきました。お互い3月は星の影響が強かったのか疲れてしまい、2人とも湿疹ができたりと、4月になってもまだその影響を引きずってますねえと。しかし実は、疲労や湿疹程度で済んでいるならまだ良い方で、本当に不健康(Not Self)に生きている人は、もっと大きく揺さぶられているのでは?なんて話にもなりました。

そんな4/6自己プロジェクターさんは、今年いっぱいでウラヌス・オポジション(42歳の転機)前後の7年間が終わり、すでに昨年から始まっているキロン・リターン(50歳の転機)=人生本番の7年間に完全にシフトすることになります。今はまだその2つの転機が重なっていて、本来の自分を取り戻しきらないうちに、50歳から先が視界に入ってきているので、ちょっと落ち着かないかもしれません。

この4/6自己プロジェクターさんは、ウラヌスもキロンリターンも「眠れる不死鳥のクロス」でした。このクロスには、55番ゲート「感情のスピリット」が含まれるため、本当の自分の感情……誰が好きなのか嫌いなのか、どの仕事が好きなのか嫌いなのかに目覚めることもサブテーマとしてあります。それが42歳、50歳と二段構えで入って来るということは、まずいったん42歳前後で本当に好きな人間関係や仕事をふるいにかけ、さらにそこからもう一度、50歳前後で好きな人間関係や仕事を振るいにかけるのではないでしょうか。

今日の方は、すでにいったん42歳前後で人間関係を乗り換え(4番ライン)、それまでより良い人間関係を結びましたが、それも何年か経ってくると、やっぱり嫌だなという部分も見えてきて、また整理することになったと。恐らくここから先も、さらにつきあう人を選ぶことになるでしょうが、55番ゲートは感情のゲートですので、ご本人は感情未定義ですが、なかなか感情がわからないなりに対処していくのでしょう。

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先日翻訳した「Emotionality in the Time of Mutation(突然変異時代の感情)」によると、感情的な気づきとは、二元的なのだそうです。

脾臓=直観の気づきは一元的です。瞬間的に『危ないっ!』『あの人は危険だ!』と気づくだけでいいのです。そこで『でも、もしかしたら安全かもしれないから、もう少し様子を見てみよう』ではないのです。そんなことをしてすぐに逃げなかったら、危険に巻き込まれて命が危うくなってしまいますからね。

しかし感情は、たとえば恋愛で言えば、誰か特定の異性に対して『あの人、好き』という感情と『あの人、嫌い』という感情を両方味わう必要があります。その二面性を両方とも知っておかないと、正しく判断できないのです。

誰かのことを好きになるのは良いのですが『好き・好き・好き』という一面的な感情だけで結婚してしまうと、後から『嫌い』が出てきた時に『こんな人だと思わなかった』『こんなはずじゃなかった』となって離婚してしまうわけです。

だからこそ感情は、『好き』と『嫌い』を両方味わった後で……できれば『好き』『嫌い』『やっぱり好き』『やっぱり嫌い』を何度も何度も通過した後で、最終的に『なんだかんだ言ってやっぱり好き』『やっぱり嫌い』という境地に至る必要があるのです。ヒューマンデザインの創始者ラーによれば『本当に正しく絆を結ぶなら、7年間かけなさい』と言っているぐらいですかね。

ある意味、誰かを好きになって『好き』と『嫌い』を両方とも体験できたなら、それは二元的な判断材料が揃いつつある、ということです。そして『嫌い』の先にもう一回『好き』という感情の波が出てくるかどうか、それとも『嫌い』のままで終わるのかを観察してみるのが宜しいかと……

 

今日の4/6自己プロジェクターさんも、まだジャスト・キロンリターンまでは時間がありますから、人間関係にしろ仕事にしろ、何度も『好き』と『嫌い』を通過しながら、時間をかけて、ふるいにかけていただければと思います。

 

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