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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】相手の感情をつっつかない

Conversation

※2022年11月11日~15日 長野・金沢でリーディング募集中です。

本日もZoomでオンライン・リーディングでした。

今日は、昨年12月に京都でフルリーディングをお伝えした、直観権威の1/3プロジェクターさんに、ウラヌス・オポジション(42歳前後の転機)をお伝えしました。ジャスト・ウラヌス・オポジションは、すでに昨年夏に迎えられていたので、ここ3~4年のことを振り返っていただきながらのリーディングとなりました。

このウラヌス・オポジションは、本来の自分を取り戻す時期と言われています。しかしよくあるパターンなのが、星の影響によって、いったん本来の自分ではないところに引っ張られ「ああ、これは自分らしくないな」と気づいて、本来の自分に戻ってくる場合が多々あります。つまりウラヌス・オポジションのチャートを見て、こんなクロスが入ってきた、あんなチャネルが繋がっている、と思っても、ただそれを単純にやればいいわけではありませんし、むしろその影響を受けない方がいい場合もあるのです。

今日の方もまさにそのパターンで、ウラヌス・オポジションのチャートを見ると、メインテーマは39番ゲート「相手の感情をつっついて(挑発して)、本当の気持ちに目覚めさせる」でした。しかしそれをやろうとしても上手くいかず、イライラすると出ていました。

実際、39番ゲート「挑発」は、一言で相手をイラッとさせることもあれば、一言で相手をその気にさせることもあります。そのように相手の感情を揺さぶって、普段は到達しない感情領域まで持って行かせ、本当の感情に気づかせる役割があるのです。もちろん、自分から勝手に相手の感情をいじくってしまうと、相手は怒るだけですし、本人も苦味を味わってしまいます。ここもプロジェクター的なチャネルですから、あくまでも「招待」されてから、相手の感情に触れた方がいいわけです。

ご本人にお聞きしてみると、たしかにここ数年、本当の気持ちに気づいて欲しい人たちに出会ってきたと。ただ、すでにそれ以前からプロジェクターとして、他人の感情を勝手につっついてしまうと苦味を感じるのはわかっていたので、あえて手を出さなかったそうです。それであれば、ウラヌス・オポジションに引っ張られることなく、本来の自分をキープできていたわけですから良かったですねと。

しかし今日の方は、他人の感情も読み取れるデザインでした。となると「この人、口ではなんだかんだ言ってるけど、本当の気持ちは違うんだよな~自分の本当の気持ちに気づいてないよな~」と感じることもあったでしょう。しかしそれを指摘できないのは、ちょっと歯がゆかったり、忸怩たる思いがあったかもしれません。それでも、あえて他人の感情には触れず、「招待」されるまでは放置しておくしかないんですよね。

まあ、自分の本当の気持ちに気づいていない人たちも、他人から指摘されるよりかは、自分で痛い目に遭って、それに気づいた方がいいかもしれません。本当は嫌な仕事をやっているとか、本当はもっとやりたい仕事がある、本当は好きではないパートナーとつき合っている、本当はもっと好きな相手がいる……そういった本当の感情に気づかなかったり、見て見ぬ振りをし続けていても、いつかそれは破綻するでしょう。

そうして破綻した時こそ、その人は導きを求めて、プロジェクターのところに「どうしたらいいか分からないので助けてください」という「招待」を出すのではないでしょうか。そこまであえて待つ御作法を身につけるのも、プロジェクターとしての、この時期の課題かもしれませんね。

 

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