今日は、先日フルリーディングをした1/3仙骨マニフェスティング・ジェネレイターさんに、インカネーション(人生の目的)リーディングをお伝えしました。しかし、ほんの10日前にフルをお伝えしたばかりですが、早くも職場やパートナーさんとの間でいろいろ感じることがあり、結構激しい10日間を過ごされたようです。
ただ、恐らくそれは悪いことではなく、ヒューマンデザインを知ると、Not Selfであろうが、そうでなかろうが、人生そのものや人間関係に大きな変化が出てくるとも言われています。そういった変化の中でも、仙骨権威として、正しいものに反応していくことで乗り切れるかと思います。
そんな今日の方は、突然変異の第4クォーター後半生まれでした。この時期(射手座終盤~水瓶座前半)に生まれた人は、自分の行動(振る舞い)を変えていくことで人生が満たされていきます。特に、家族や仲間のために必要だから自分の行動を変えたり、家族や仲間から要求されて自分の行動を変える場合もあります。実際、今日の方も、パートナーと出会われてから、自分を変えた部分が多かったそうです。
そして今日の方は、出生時/88日前の星の位置を見ても、第4クォーター(蠍座後半~水瓶座前半)に最も多く星が集中していました。そのせいか、他のクォーターにNot Selfとして浮気することもなく、自分を変え続けていくのが自分のアイデンティティだ、ぐらいの感覚をお持ちでした。
逆に、最も星が少なかったのは、文明世界の第2クォーター(牡牛座後半~獅子座前半)でした。第2クォーターは、医療、教育、育児、住環境といった現実的な世界ですし、現実的に生計を立てていく領域です。ご本人のデザインにも、44-26「身をゆだねる」と45-21「マネーライン」という、非常にビジネス的なチャネルが調和的につながっているのですが、ご本人は今、あまりお金を稼ぐことには興味がないと。よくよくお聞きすると、幼い頃から家業を手伝わされたり、お金勘定をしていたり、20代の頃にハデに稼ぐような人たちに出会って、ビジネス方面には飽き飽きしているそうです。
ところが、44歳のウラヌス・オポジション、49歳の小惑星キロン・リターンという転機をおおまかに見てみると、どちらも文明世界の第2クォーターがテーマだったのです。もしかして、本来はほとんど文明世界の星を持っていない人が、家族や仲間のために必要だから、人生後半から急に現実世界で生計を立てていく……というのが、今日の方の、人生最大の突然変異なのかもしれません。
結局、44-26「身をゆだねる」にしろ45-21「マネーライン」にしろ、どちらも部族的なチャネルですから、自分以外の家族や仲間と働くことになります。しかし、特に好きでもない家業をするよりも、自分の目でビジネス・パートナーを選んで、自分好みの部族的なビジネスをやるなら、乗り気になるのではないでしょうか。
今日の方は本来、無意識の地球が42番ゲート「成長」で、無意識の太陽は32番ゲート「持続」でした。つまりインカネーションクロスの裏テーマとしても、32番ゲートとして見る目を養い、持続可能なビジネスや仲間を選別する必要があり、42番ゲートとして増収、増益を目指すのかもしれません。ただ、時代的には(グローバル・サイクル的には)、2027年で成長戦略の時代は終わりますが、そんな時代の中でも引き続き、成長戦略に挑戦していく可能性もあるでしょう。2027年前後で、ビジネス的な変化も出てくるでしょうから、そこで必要性に駆られて、文明世界に関わっていくかもしれません。
今日の方のパーソナリティの太陽は、61.1「オカルト知識」です。それだけ見ると、神秘的なオカルト知識を1/3として研究して、精神世界に進むような気もしますが、29歳、44歳、49歳、58歳という4つの転機のどこにも、精神世界の第1クォーターは入っていませんでした。ご本人も『自分自身が一番謎です』と仰っていましたし、あくまでも自分なりの疑問と格闘するだけで良いのではないでしょうか。なにしろジェネレイターは自分自身にしか興味がありませんし、ライトアングルは自分のことに夢中です。ですから、ヒューマンデザインのような知識を知って、自分のメカニズムだけ理解すればそれで良く、そこから現実世界の第2クォーターで仕事をするのかなと。
今日の方はまだ30代でしたが、今からそのような、人生の大きな流れをつかんでおくと、これから先、44歳、49歳の転機に入って何かが起きても『ああ、来たか』とご納得して進んでいけるかなと思います。
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