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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】7年間かけてパートナーを見極める

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昨日は珍しく、21:00~23:00でのオンライン・リーディングでした。僕は普段、21:00には風呂に入って、22:00には寝る生活なので、本来ならお断りする時間帯なのですが、まあ、たまにはこういうこともあります。

そんな昨日の方は、感情権威の6/2ピュア・ジェネレイターさん。昨年、ウラヌス・オポジション(天王星半回帰、42歳前後の転機)を迎えられ、これから50歳に向かって人生の屋根から下りていくことになります。

ヒューマンデザインについては、数年前から何度か基礎講座LYDを受けられたそうですが、どうも自分のデザインが好きになれないと。いや、それは困りましたね。ヒューマンデザインは「自分自身を愛する(Love Yourself)」が大前提ですし、自分のチャートを見て『素晴らしい、100点満点!他に何もいらないわ』という境地に至ってほしいものです。

まあ、タイプにしてもセンターにしても、あっちの方が良かった、あれがあったら良かったのにと思うことはあるかもしれませんが、どの部分にしても、便利なところ、面倒なところがあるものです。白い未定義センターにしても、あまりネガティヴな説明ばかり受けてしまうと、それが欠点のように感じるかもしれませんが、昨夜は極力、ピュア・ジェネレイターの素晴らしさや、白い未定義センターの利点についてもお話ししました。結局、6/2感情ピュア・ジェネレイターとして生きるのが一番自然なのですから、最終的には御自分のデザインを受け容れていただけると思いますけどね。

そんな昨日の方のインカネーションクロス(人生の目的)は「脱出のクロス」「良くない家族や仲間関係から脱出する」「逃げるのが手遅れになると、脱出できなくなる」でした。このクロスに生まれると、厄介な環境で暮らすことになり、そこから脱出して、新たな人間関係を結ぶことがテーマとなります。以前もこのクロスの方をリーディングしましたが、その方は、夫さんからモラハラを受けていて、お友達からまさに『早く逃げなくちゃだめだよ』と諭されているそうです。

今回の方も案の定、夫さんとの関係が良くないものの、まだお子さんが幼く、御自分で生計を立てる道も確立されていないので躊躇していると。それももしかしたら、実際に夫さんと別れるのは50歳前後になるかもしれませんね。その頃にはお子さんたちも成人されているので、お母さん業という30代~40代の人生の屋根から離れて、新たな人生に着地するのではないでしょうか。そして50歳以降で、新たなパートナーと結ばれる可能性だってあるわけです。

もちろん感情権威ですから、離婚するにしろ、再婚するにしろ、ゆっくりと時間をかけて決断してほしいのです。ヒューマンデザインでは、他人からの影響=条件付けを落とすのに7年間かかると言われていて、それ以外のことでも7年間がひとつの基準になっています。創始者ラーは『本当に相手と絆を結ぶなら、7年間かけろ』とも言っています。それだけあれば、相手のことも、自分の感情もゆっくり観察できますしね。

今日の方は20代の頃(6番ラインとしては試行錯誤の時期)に、7年間おつきあいした男性と別れてしまったそうです。御自分から身を引き、それがとても悪いことのように感じていたようですが、ヒューマンデザイン的には、それは決して悪いことではありません。7年間という時期をまるまる使って自分と相手を観察し、結局、感情権威として「No」となったのであれば、それで良いのです。

しかしその後、傷心だったせいもあって、次のお相手にはあまり時間をかけずにご結婚され、結局、今はフラストレーションを抱えていると。ですから、やはり感情権威として、離婚にしろ再婚にしろ、ゆっくり決断していただければと思います。

 

パートナーを選ぶのに7年間かけろ、と聞くと長いように感じるかもしれませんが、感情権威は「人生を味わう」と言われています。その7年間『つきあおうかな』『やっぱり止めようかな』『この人、ここが素敵だな』『ここは嫌だな』という感情の波を何度も何度も通過していくことが、人生の味わいになるんですね。

ですから今、パートナーとつき合おうか、結婚しようかとお考えの皆さん、そのお相手と7年間という時間を経過したかどうか、振り返ってみてください。7年以上経っているなら、もう答えは出ているはずです。しかし7年経っていないなら、少し距離を詰めるか、逆に距離を置くことで、さらに2人の関係性を味わってみてください。そこから先でまた、違った味わいが出てくるでしょうし、さまざまな感情を味わった上で、総合的な判断が下せるのではないでしょうか。

 

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