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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】お行儀は悪いけど健康的、お行儀は良いけど不健康

Summer Limited

今日も、Zoomにてフォロー・リーディングをお伝えしました。

今日の方は、先日からフル、インカネーションクロスと続けて情報をお伝えしている1/3マニフェスティング・ジェネレイターさん。今回は参考までに、PHS(食事と環境)、レイヴ心理学(観点と動機)もちらっと見ながら今までの補足、という感じでした。

今日の方にとって、正しくマインド(思考)を養う消化方法は「内なる状態:興奮(Nervous)」でした。僕自身の食事方法もこの「興奮」ですが、「Nervous」という言葉は「神経質」「不安」とも訳せますし、なかなかピタッと合う適訳が定まりませんね。

この「興奮状態」というのは、食事に集中せず、テレビを観ながら食事をしたり、誰かと会話を楽しみながら食事をするものです。しかし、もし幼い頃に、ご両親が『食事の時はテレビを消しなさい』というご家庭で育ってしまうと、そこから間違った食事方法で条件付けられ、不健康(Not Self)になってしまいます。幸い、今日の方も、僕自身も、食事中にテレビを観る家庭で育ったので、そこに関してはラッキーでしたね。

しかし今日の方は最近、知り合いさんから『食事の時は食事に集中しなよ』と言われてムッとしたそうです。たしかに「興奮」しながらの食事ってお行儀が悪く見えますから、大人になってからも叱られる可能性がありますよね。それは他の食事方法……食材をバラしてひとつずつ食べるや、朝だけ食べる、逆に夜だけ食べる、といった方法でもみな同じだと思います。どれも怒られそうな食事方法ばかりですし、真逆の食事方法を強制されることが多いでしょう。

ですが、たとえお行儀が悪くても、それがその人にとって健康的な食事方法ならOKなわけです。いつも書いていますが、ヒューマンデザインでは『自分らしく生きていくと、それを受け容れてくれる人と出会う』と言われています。そしてヒューマンデザインは道徳的なものではありません。お行儀が悪くても、それがその人にとって正しい食べ方なら、それで良いよと受け容れてくれる人がいるはずなのです。

Kid | 夏日 | Mango Taste

逆に言えば、たとえお行儀の良い食べ方をしていても、それが自分に合っていないなら不健康(Not Self)ということになります。みんな全員、同じ道徳観に従って、黙って食事をしたり、テレビを観ずに食事をするのも、一種の均質化であり、本来の自分の個性を殺すことになります。でもヒューマンデザインは個性の科学なので、一人一人食事方法が違って当たり前なのです。

今日の方は、10-57「完成形」チャネルもお持ちでしたが、このチャネルは、一人一人が好き勝手に生きていてそれでもOKな環境が創りたいのです。たとえ家族や同僚と食事方法が違っていても、それでOKな家族や職場環境を目指していただければと思います。

そのあたり、昔ながらの道徳観が強い年長者の世代よりも、若い世代の方がそれを受け容れやすいかもしれませんね。今日の方もまだ30代でしたが、若い人が集まったベンチャー企業等であれば、スーツも着なくていい、出社時間も自由、なんなら在宅でもいい、おやつに自分の机でアイスクリーム食べてもいい、みたいに勤務ルールが緩いですよね。それも道徳的にはお行儀が悪いのでしょうが、それがその人本来の生き方に合っているなら、それが一番上手く機能しますし、仕事としてもコミュニケーションとしても円滑にいくでしょう。

創始者ラーも『40代、50代になってからヒューマンデザインを実験するのは大変なことだ』と言っています。間違った食事方法で50年間条件付けられてしまったら、それを取り除くのに、大変な労力がかかってしまうからです。ですので、なるべく早いうちから……特に幼いお子さんを子育て中の方は、是非、お子さんのデザインや食事方法を知って、早い時期からその子らしい育児に活かしていただければと思います。

 

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