NO PLAN NOTE 

ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】未定義のハートセンターは、お金も愛も受け取り下手

HSA counseling

今日は、3年前にフルリーディングをお伝えした5/1感情ピュア・ジェネレイターさんにウラヌス・オポジション(42歳前後の転機)をお伝えしました。ジャスト・ウラヌス・オポジションはまだ2年後ですが、すでにその前段階に入っているためか、いろいろと変化は出てきているようです。

元々、今日の方のインカネーションクロス(人生の目的)は、43-23「構築」チャネルで「自分の独特な考えを噛み砕いて説明する」でした。実際この3年間で、長年務めたお仕事を辞め、電話対応で顧客に説明するお仕事に変わられたそうです。御本人は『そんな仕事はやったことが無いし、嫌だ』と思っていたそうですが、会社から是非にと言われ(43-23への招待ですね)、試しにやってみたところ非常に上手くいき、御本人としても5番ラインとして顧客の問題を解決して、ある程度は満足感を得ているそうです。結局「説明する」という人生の目的に興味がないのはマインド(思考)なんですよね。

そんな今日の方のウラヌス・オポジションのテーマは「文明世界での意識を拡大する」でした。意識の拡大なんて言いますと難しそうですが、その電話対応のように、今までやったことが無い仕事をやってみたら意外と上手くいった、自分にはもっといろいろなことができる……と気づくのも意識の拡大です。恐らくこれから先も、まだやったことのない仕事や経験を重ねることで、自分の可能性に気づいていくのでしょう。

特に「文明世界」となりますと、現実的な仕事や、生計の立て方も見直し、もっと自分に合った仕事や働き方を取り戻していくはずです。今日の方の場合、ウラヌス・オポジションもキロン・リターン(50歳前後の転機)も、21-45「マネーライン」がまるまる入っていたので、恐らくは会社勤めではなく、誰にも干渉されずに働く道へ進まれるのでしょう。すでに、仕事にしてみたいことにも出会っているので、本来の5/1の1番ラインとしてその基盤を固め、5番ラインとしてお客さんの問題を解決できるようなレベルにまで高めれば上手くいくのではないでしょうか。

ただし問題なのは、今日の方は本来、ハートセンターが完全に未定義……いわゆるフルオープンの状態でした。ハートは自己価値を表すため、フルオープンの場合、いざ起業しても、自分が提供した仕事に対していくら貰ったらいいのかわかりません。そこで自分を卑下しすぎると『いえいえ、私なんか』と恐縮して、お金を受け取るブロックになってしまいます。しかし安すぎる報酬では、仙骨もフラストレーションを抱えるでしょうし、生計も立てられません。そのあたりは相場を見たり、周囲の人たちと相談しながら、仙骨的にほどほどの金額で働いた方が良いでしょう。あるいは一歩ずつ進むピュア・ジェネレイターとして、駆け出しの時期は安い金額で始めて、5/1として基盤なり実用性が整ってきたら少しずつ値段を上げていく、でもいいかなと思います。

今日の方は、HSP(Highly Sensitive Person:感受性が高すぎる人たち)に関する心理学なども学ばれているそうなので、『あなたの場合、お金に関してHighly Sensitiveなんですよ』とお伝えしたら、ものすごくご納得されていました。

Love

いや、もっと言ってしまえば、未定義のハートセンターで自己価値が低くなりすぎると、誰かから好意を向けられても『私にはその愛を受け取るほどの価値は無いから』と卑下してしまい、愛のブロックにもなり、愛の受け取り下手にもなってしまいます。つまりハートが未定義の人は、愛についてもHighly Sensitive であると。ハートセンターは、定義でも未定義でも一番不健康になりやすいセンターです。だからこそ世の中で大勢の人が、お金や愛の受け取り方で苦しんでいるんでしょうね……

 

・ヒューマンデザインの個人フルリーディングを受けてみませんか?

 ご希望の日時・場所についてのご相談は、

 お気軽にtakeo.ichikawa@gmail.comへご連絡ください。