NO PLAN NOTE 

ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】「16の神格 The 16 Faces of the Godhead」翻訳作業、前半終了

6月から始めていた、ヒューマンデザインの創始者ラーの講義録「16の神格 The 16 Faces of the Godhead」(全22回分)の翻訳作業、ようやく前半(11回分)が訳し終わりました。なにしろ英文367ページですから、190ページ訳してやっと半分かよ!という感じです。一応、一回一回の講義そのものは短いので、2日作業すればひとつの神格を訳し終わり、また次に進むというペースなので、文量の割にはさくさく進んでおります。

あらためてご紹介しますと、「16の神格」とは、世界各地の神話、伝説、宗教に見られるさまざまな神様の16の原型(アーキタイプ)であり、地球の周辺に浮かんでいるとされる、16のパーソナリティ・クリスタルの塊(Bundle)です。そのクリスタルの塊は、まるで本当の神様のように『私のことだけ信仰しろ』『私のテーマだけを考えろ』と、それぞれのテーマを条件付けてきます。その条件付けに染まってしまうと、マインド(思考)がそのことばっかり考えてしまったり、ものの見方や考え方が偏ってしまうので、いかにその条件付けに染まらないかが重要です。

たとえば僕の場合、パーソナリティの太陽が13番ゲート「聞き手・同志」なので、そのゲートが属する「第5の顔・カーリー」によってマインドが条件付けられています。ではどのように具体的に条件付けられるかと言うと……実は、このテキストで最初に解説されているのが「カーリー」なんですが、ラーも講義を始めたばかりのせいか、その説明がすごく曖昧だったんですよ。これが後々の神格に進むにつれ、ラーの説明もこなれてきて、わかりやすくなるんですが、最初の「カーリー」が一番わかりにくかったです。もう一回説明してくれよ!と言いたくなりました(^_^;)

しかし実際、他の神格の条件付けを読むと、なるほど人間の偏った思考はそこから来ているのかと納得しました。特に第2クォーターの女神たちは『女性は教育を受けなくていい』とか『女は男に奉仕するものだ』というヒドい条件付けを下ろしていて、結局それに染まった人たちや文化が多いということなのです。

また、各クォーターには4つの神格があり、それぞれ4つのゲートで構成されていますが、各神格の最初のゲート、2番目のゲート、3番目のゲート、4番目のゲートの間には、遺伝子的な連続性(1番、2番、5番、6番ラインの陰陽が共通しているため)があり、回路のようなつながり……カレント(潮流)があるとしています。

例えば僕のパーソナリティの太陽、13番ゲート「聞き手」は「第5の顔・カーリー」の最初のゲートですが、次の「第6の顔・ミトラ」の最初のゲートである37番ゲート「友情」と、「第7の顔・ミカエル」の最初のゲートである25番ゲート「自己のスピリット」と、「第8の顔・ヤヌス」の最初のゲートである42番ゲート「成長」は、遺伝子的に惹かれ合うそうです。その4つのゲートがつながっているなんて、なかなかボディグラフを見ただけではわかりませんよね。

しかし凄く納得したのが、僕自身が昔、パーソナリティの太陽が42番ゲートの女性をすごく好きになったことがあるんですよ。あれは遺伝子によって惹かれていたのか……

 

……とまあ、あれこれ「16の神格」の前半の感想を書いてみましたが、みなさん、ついて来れます?(^_^;) いやこれ、ヒューマンデザインをそれなりに学んでいる人でも、まったく見たことの無い概念が出てくるので、苦戦するかもしれませんが、個人的には面白く読めております。まあ、これを個人リーディングに活かすかというと、なかなか難しいのですが、自分のマインドはどのような方向やテーマに条件付けられているのか?という意味では、やはり知っておいた方がいいでしょう。とりあえず残り半分、9月いっぱいをメドに引き続き翻訳を進めていきたいと思います。

 

・ヒューマンデザインの個人フルリーディングを受けてみませんか?

 ご希望の日時・場所についてのご相談は、

 お気軽にtakeo.ichikawa@gmail.comへご連絡ください。