今日も暑かったですね。とうとう「地球温暖化」どころか、「地球沸騰化」という言葉まで聞かれるようになりましたが、さすが3-60「突然変異」チャネルの夏。人間の突然変異を促すために、強烈な太陽エネルギーが降り注いでいるようにも思えます。
そんな明日7月31日18:40から、逆行中の土星が55番ゲート「スピリット・豊かさ」に戻ってきます。土星は、11月4日に順行に戻りますが、この55番ゲートの領域をＵターンする形で、来年2024年1月26日06:10まで滞在します。明日からほぼ6ヶ月間、土星55番ゲート期が始まることになります。
55番ゲートと言えば、太陽神経叢センターで眠っている「感情のスピリット」であり、それが2027年に向かって目覚め、人間は自分の本当の気持ちに覚醒していくと言われています。2027年2月15日という新時代の節目から、来月2023年8月19日あたりで、その前段階3.5年ゾーンに突入します。そのような時期に、新時代を象徴する55番ゲートに土星が戻ってきたことで、またひとつ役者が揃った感がありますね。
すでに土星は、今年3月9日00:08～5月6日08:38まで、この55番ゲート「スピリット」に滞在していました。皆さん、その時期に自分の本当の気持ちに気づくようなことはありましたか？ 僕のお客様で言うと、今までずっと連れ添っていたパートナーさんのことが本当は好きではなかったと気付き、離婚や関係の解消に向かい始めた方が多かったですね。とは言え、きっちり離婚したわけでもなく、いったん距離を置き、まだ最終的な決断は持ち越している方が大半でしたね。
土星は5月6日から明日まで、37番ゲート「家族・友情」にありました。これはまさに夫婦関係や、家族や仲間内での役割分担を意味するゲートです。多少の不満があっても、夫婦だからいいよ、家族だからいいよ、仲間だからいいよ、と言い合える「友情」があるなら、その部族関係は成立します。この3ヶ月間は、その家族内での友情の見直し期間でしたが、そこからさらにまた、来年の1月26日まで、自分の本当の気持ちを確かめる時期となります。恐らく今年の春に、いったん距離を置いたカップルも、そこから本当に別れるのか、それとも関係を続けるのか、再確認に入る時期ですね。
自分の本当の感情を確かめるには、「好き」と「嫌い」を両方味わったうえで判断することが必要です。「好き好き好き」だけで結婚してしまうと、後から「嫌い」な部分が見えてきたところで『こんなはずじゃなかった』『こんな人だと思わなかった』と感じてしまいます。しかしそこで「嫌い嫌い嫌い」だけで離婚するのもオススメはしません。好きなところもある、嫌いなところもある、でもその嫌いなところも受け容れられるのかどうかを確かめてほしいのです。
また、以前の日記でも書きましたが、あなたが想っている人がもし今、コロナか何かで急に死んでしまったらどう感じるか……ちょっと想像してみてください。それぐらい感情が大きく揺さぶられるはずの事件が起きても、感情のスピリットが何も動じないなら、本当は好きではないのでしょう。でも、普段はそんなに好意を感じていなくても、その人がいなくなると思って急に哀しくなったなら、本当は好きなのでしょう。
55番ゲートは、非常に大きく上下動する感情のゲートですし、その大きな感情の振れ幅を味わったうえで判断するゲートです。ある意味「めちゃくちゃ好き」と「めちゃくちゃ嫌い」を味わったうえで、その「めちゃくちゃ嫌い」を受け容れられるかどうかですね。その時は「めちゃくちゃ嫌い」と感じていても、意外と後になって感情の波が動いたら、案外普通に受け容れられるかもしれません。結局、感情は「今に真実はない」ので、その時「めちゃくちゃ嫌い」と感じても、本当は「ちょっと嫌い」なだけだったりするからです。それも自分の本当の気持ちに気づく、大切なプロセスだと思うのです……
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