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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】水瓶座満月:部族の奴隷にならないように、そして2023年前半振り返り

Close-up of handcuffed hands in a person's lap

明日8月2日03:32、水瓶座満月となります。今回の月と地球の位置をヒューマンデザインのホロスコープ上で見てみると、19番ゲート「要求・接近」にあります。このゲートは、家族や仲間になりたい相手に対して接近(アプローチ)するゲートであり、『私と家族になってください、仲間になってください』と要求するゲートです。もちろん結婚やプロポーズも意味します。

さらに今回の満月を細かく見ると19.2「最高に価値あるものに対して奉仕する」となります。もし相手が最高の結婚相手なら、私はあなたに奉仕しますよ、尽くしますよというイメージでしょうか。しかしここは2番ラインなので、それはあくまでも投影です。周囲から『この人はきっと家族や仲間に奉仕してくれるだろう』『結婚したら尽くしてくれるだろう』と思われ、そのような奉仕を要求されますが、実際に本人が奉仕してくれるとは限りません。そうなると『話が違うじゃないか』とガッカリされるわけです。

また19.2のデトリメント(▼)は「奉仕を要求され、結果的に奉仕してしまう」です。本人は全然尽くす気が無いのに、結婚相手から『料理を作ってくれよ、掃除もしてくれよ、買い物にも行ってくれよ』と要求されてしまうと、ついついそれに従ってしまうのです。創始者ラーは「Line Companion」という資料の中で、この19.2▼を「部族的な売春」と呼んでいます。つまり、家族や結婚相手のためなら何でも尽くしてしまい、まるで奴隷のように、自分の身体さえ売ってしまうわけです。今回の満月に引っ張られ過ぎると、そのような部族的な要求に呑み込まれ、やりたくもないサービスをやらされるハメになるので注意しましょう。

そう言えば、ヒューマンデザイン的な元旦(Rave New Year)は1月22日でしたので、それから半年経って、先週から2023年後半に入りました。
このRave New Year 2023のチャートを見ても、19番ゲート「要求・接近」49番ゲート「原理・革命」とつながり、この一年間に影響を及ぼしています。半年前にも書きましたが、この2023チャートでは、月が19番ゲートに入り、金星が49番ゲートに入っています。月も金星も、ヒューマンデザインでは「内惑星」と呼ばれ(天文学的な内惑星とは定義が異なります)、その年に「出会う人々」として現れると言われています。つまり皆さんの周囲にも、結婚したり、離婚する人たちが現れるわけです。実際、ここ最近、自分の本当の気持ちに目覚めて、パートナーシップを解消しているお客様が多いので、それは僕自身も実感してますね。

2023チャートを見た解釈としては、19.1▼「衣食住といった資源が欲しいから、相手にアプローチ(プロポーズ)するけれど、断られたらどうしようと悩んでしまう」であり、49.6「ずっと独身を貫いていた人が、インパクトを感じる相手と出会って急に結婚するか、逆に、どんな相手からアプローチされようが、破滅的なまでに相手を拒否して独身を貫く」でした。さすが不調和な1番ラインと6番ライン(苦笑)。もしそれがカップルだったら、どちらも腰が引けている状態なので、まあ、上手くいきませんよね。でも、何かの弾みでバチッとつながったら、電撃結婚もあるかもしれません。いや、ここは感情的なチャネルなので、すぐに決断してはダメですけどね。

しかし何年も前から知っている相手で、以前からアプローチ(プロポーズ)しようかどうしようか悩み続け、感情の波を何度も何度も通過してきた関係なら、このタイミングでGOサインが出るかもしれません。もちろん、この2023チャートも宇宙からの条件付けなので、完全に無視することはできませんが、完全に呑み込まれてもいけません。その影響を受けつつも、自分なりの「ストラテジーと権威」で決断すれば、この突然変異の夏に、電撃的につき合うカップルも現れるかもしれませんね。

 

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