本日8月31日10:36、魚座満月となりました。今回の月と地球の位置を見ると、37番ゲート「友情・家族」となります。ここは、家族や夫婦や仲間内で役割分担するゲートです。たとえば、昔ながらのご夫婦で言えば、男性が外に働きに行き、女性が家事をしていましたよね。でもこれって、労働量としては公平ではないのです。男性が仕事帰りに自由に飲みに行ってるのに、女性がワンオペで子供を何人も抱えていたら不公平ですよね。逆に、男性が外でバリバリ働いているのに、女性がうちでごろごろ昼寝をしていたら、これまた不公平です。しかし、たとえ労働量が不公平でも、２人の間で『夫婦だからいいよ』と言い合える「友情」があるなら成立してしまうんですね。これは職場でも同じことで、異なる労働量でも仲間としてやっていけるかどうかなんですね。
そして今回の満月は、37.2「責任」「上手くいく協力基盤として、一人一人が自分の責任を理解する」です。家族や仲間内で、一人一人が自分の責任をまっとうするわけです。しかしこのネガティヴ面▼は「他人の責任を指摘する」です。これはもう家族でも職場でもよくあることで『あなた、朝はゴミを出しなさいよ』とか『会議の資料、作っておいてくれよ』とか『社長なんだから経営を考えてくれよ』とか『選挙で選ばれた政治家なんだから説明責任を果たせよ』とか、いろいろ言うワケです。今回の満月に影響されすぎると、相手の責任を追及するようなことになるので注意しましょう。
また今回の満月のNot Selfは、「自分個人のことばかり見て、希望から決断してしまう」です。たとえば『私は、家族や仲間の一員として、あれもやっている。これもやっている。なのにあの人は……』という感じでしょうか。そして相手に対して『これぐらい言っても良いだろう』という希望から責任を追及してしまうと『いや、そういうお前はどうなんだ』と反撃を喰らうかもしれませんね。ご注意、ご注意……
ちょうど３年前、コロナ禍１年目の今頃も、この37番ゲートの魚座満月でした。僕の場合、３年前の魚座満月前後で、部族的な縁がばっさり切れたんですよね。それ以外にも、お客様と縁遠くなったりして、結構大きな節目でした。
地球が37番ゲートにある場合、ホロスコープ上で反対側に位置する40番ゲート「孤独・解放」には太陽が入り、40-37「共同体」チャネルが形成されます。今回の魚座満月も、また部族的な縁が切れてしまうのか、それとも新たな絆が結ばれるのか、ですね。
40-37「共同体」チャネルは、この400年間を象徴するチャネルであり、家族や仲間同士で支え合っていく力です。しかしその部族的な時代も、2027年で終わります。400年間続いた時代が、あと4年で終わるわけですから、すでに99%、部族の時代は終わっているのです。だからこそ、国家共同体も、地方自治体も、会社も、地域社会も、家族も、どんどん壊れたり、機能不全に陥りつつあります。2027年以降は個人性の時代ですから、みんな良くも悪くもワガママになり、自分のことを優先していくでしょう。
とは言え、部族的な共同体が全滅してしまったら、社会インフラまで無くなりますから、部族的なデザインの人たちは引き続き、共同体の維持に努めるでしょう。ただ、世の中全体がワガママになりますから、そのワガママな人たちを集めて、どうやって国や、地方や、会社や、家族を構築していくかが課題になってくるのです。
そこはやはり、たとえ労働量が違っても『いいよ、家族だから』『いいよ、夫婦だから』『いいよ、仲間だから』と言い合える「友情」があるかどうかがポイントですね……
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