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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】家族や仲間が絶えるという「ミネルヴァ」の恐怖

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今日は、昨年1月にフルリーディングをお伝えした4/6メンタル・プロジェクターさんに、インカネーション(魂の使命)リーディングと、ソーラーリターン(この1年の予測)をお伝えしました。わざわざ新潟県から新幹線に乗ってお見えになったので、品川駅にて合流し、タクシーで目黒雅叙園へご案内しました。

まずインカネーションクロスから言いますと、今日の方は、パーソナリティの太陽が32番ゲート「持続・継続」にあるため、家族や仲間を継続させていくことが人生のメインテーマとなります。しかし昨年もお聞きしましたが、まさに6番ラインとして人生の屋根から下りる時期に、夫さんを突然亡くされ、今ではお義母さんと生活されていると。それも4番ラインとして、代わりのご家族として乗り換えざるを得なかったのかもしれませんね。さらに最近では、ペットとしてワンちゃんも飼われ、その犬も含めてご家族としてのまとまりが良くなってきたそうです。まあ、犬(哺乳類)にもデザインがありますし、犬も含めた環境を、未定義のGセンターとして心地良く感じているのでしょう。

32番ゲート「持続・継続」脾臓センターのゲートであり、「失敗の恐怖」を抱えています。もちろんその「失敗」とは、家族や仲間が途絶えることです。では、家族や仲間を続けていくにはどうしたらいいかと言えば、新しいものや、新しい血を入れることが大切です。家族や仲間=部族とは、狭い村社会です。その村社会の人間だけで近親交配を繰り返してはいけませんから、村の外部から新しい人を入れたり、新しい遺伝子をもらって子孫を増やす必要があります。ある意味、ペットとしてやって来たワンちゃんが、今日の方にとっての「新しいもの」「家族を続けてくれるもの」だったかもしれません。32番ゲート「持続・継続」の理想的スローガンは『唯一持続するのは、変化だけである』です。つまり、家族や仲間を続けたいなら、新しいものを入れて変化し続ける必要があるんですね。

しかし32番ゲート「持続・継続」は、「第16の顔」「ミネルヴァ」に属するゲートです。この神格に属する44番、28番、50番、32番ゲートは、すべて部族性のゲートであり、すべて脾臓センターのゲートなので、どのゲートも「恐怖」を抱えています。そのため、この4つのゲートに生まれた人たちも、家族や仲間の存続がテーマとなりますが、「ミネルヴァ」からの条件付けに染まってしまうと、家族や仲間が途絶えることを恐れて、そのことばかり考えてしまいます。

たとえば昔で言えば、夫さんが亡くなった後、未亡人となった女性を部族につなぎ止めるために、夫の弟と再婚させるという風習もあったようです。そこまでして部族を存続させようとしたわけですね。また、世話焼きの仲人さんのように、独身の若者を見かけると、なんとか結婚させて子供を産ませようとしたり、隣村まで行って結婚相手を連れてこようとするのも「ミネルヴァ」的ですね。

今日の方は、もちろん夫さんを亡くされた寂しさはあったものの、そのような強迫観念にはとらわれず、また誰かと再婚して家族をつなげようとはしなかったそうです。

しかし、この「ミネルヴァ」の条件付けに染まると『もっと仲間を増やさなければいけない、そうしないとこの部族は絶えてしまう』という恐怖に突き動かされ、村社会の外から人間を引っ張ってこようとしたり、あるいは子供たちに対して必死な教育パパ、教育ママになってしまうので注意しましょう。

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そして今日の方は、10月中旬がお誕生日ということで、ソーラーリターン(誕生日から1年の分析)もお伝えしました。まあ、正確には誕生日の88日前、つまり7月中旬から無意識に新しい1年が始まっているので、実はもう新年に足を踏み入れているんですけどね。

今日の方は、今年2月にセカンド・サターン・リターン(58歳前後)を迎えられたので、これからの1年が、まさに2度目の土星回帰最初の1年目となります。しかしセカンド・サターン・リターンは、自分らしく生きていれば影響は無いけれど、不健康に生きている酷い目に遭う(最悪の場合死ぬ)と言われています。実際、今日の方も、すでに半年経過しても、特に何も悪いことはなく、その前段階の3.5年も何もなかったと。であれば、4/6として50歳の時に人生の本番に着地し、無事に生き残ったのでしょう。

とは言え、今年の夏の3-60「突然変異」の影響が、そのまま今年のソーラーリターンにも含まれていますから、これから先の1年でも、何かしらの状況的な変化があるでしょう。特にこの1年は、37-40「共同体」チャネル=家族や仲間内での役割分担が上手くいかず、イライラすると出ていました。ですから、急に状況が変わって、身近な人たちとの取引が上手くいかなくなる可能性もあります。それをどうにかしようとしても上手くいかないので、良い意味であきらめて、と言って自分ばかり損することのないよう、気をつけていただければと思います。

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一応、今日以降の9月後半は、ぽっかり予定が空いているので、忙しかった夏も終わり、ようやくホッとひと息、また休める時期に入ったかもしれません。と言っても、まだまだ暑いので、遊びに行く感じでもありませんが、ここらで夏の疲れを癒やしておきたいですね……

 

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