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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】起業セミナーの均質化が個性を殺す

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今日は、Zoomにてフルリーディングをお伝えしました。8月のリーディングもこれにて終わりです。いやしかし、7月8月は忙しかった……

そんな今日の方は、内なる権威無しの6/2メンタル・プロジェクターさん。突然変異の第4クォーター生まれで、自分の方向性を変えることがインカネーションクロス(人生の目的)となっていました。特に、パーソナリティの太陽・地球が43-23「構築」チャネルだったため、自分の考えを表現する方向性を変えることがテーマでした。

そのあたりをお聞きしてみると、子供の頃からマンガを描くのが好きで、投稿するとある程度の賞はもらえるけれどデビューには至らず、自分でも出版社に持ち込んでみたりしたけれど上手く行かなかったと。まあ、プロジェクターは「招待を待つ」ことが大前提ですから、自分から売り込みに行っても上手くいきませんよね。そんなマンガの道を30代後半で諦め、今では心理カウンセラーとしての道に進まれたそうです。それが第4クォーターとして「古い自分を死なせて生まれ変わる」ことなんですよ、とお伝えすると、泣きそうになってましたね。それだけマンガの道が好きだったのでしょうが、2番ラインとして上手くいかないことは、才能がイマイチだったのかもしれません。それは僕も、自分の作家時代を思い出すと、あれは60点の才能だったなあと思います。そしてそのような道を捨てたうえで、50歳の転機で、新たな仕事に着地することが6番ラインなのです。

ただ、御本人としては、まだ心理カウンセリングの仕事は全然来ていないと。実技を学んだ段階では、講師の方から『あなたには何も言うことはないわ』と言われたそうですし、御本人も自然と上手くやれているので、恐らく才能はあるのでしょう。

そこで小惑星キロン・リターン=50歳前後の転機=人生の開花期に着地する時期を見てみると、来年2024年5月と出ていました。ですから、心理カウンセリングが上手く回り始めるのも、来年5月以降でしょう。それまでは焦る必要もありませんし、仕事が少ないことを恥じることもありません。むしろ来年5月以降は忙しくなるでしょうから、今のうちに準備を整えたり、遊んだり休んだ方が良いですね。

僕自身も、2018年4月にキロン・リターンを迎えましたが、それ以前は、リーディングのご依頼も月に1回か2回ぐらいでした。だから当時のblogを見直すと、ヒマだったので、あちこち散歩に行っているんですよね。でもキロン・リターンを過ぎて、プロフェッショナル・アナリストの資格を得たら、そこからご依頼が増えてきて、ずーっと途切れずに5年続いてます。そこは不思議なもので、6番ラインの運命と言いますか、人生の本番を迎えるという意味を如実に感じましたね。

また今日の方は、仕事を上手くいかせようと、起業セミナーにも通われたそうですが、そこで言われた『宣伝しなさい』『SNSを活用しなさい』『毎日、情報発信しなさい』というのが全然受け容れられなかったと。まあ、そりゃそうですよ。6番ラインは直接的な宣伝(マーケティング)をしませんし、今日の方は個人性の43-23「構築」チャネルだけが定義されているデザインだったため、集合体的なInstagramも、部族的なFacebookも苦手なはずです。

ああいう起業セミナーや起業塾が教えていることって、まさにヒューマンデザインが否定する「均質化(みんなこうしなさい)」なんですよ。全然、その人個人の個性なんて見てないでしょ。まあ、普遍的、実用的、宣伝をする、という意味では、5番ラインなら合うかもしれませんが、特に6番ラインは止めた方がいいです。6番ラインは、一般的な5番ラインを超越した存在ですから、起業セミナーの人から見たら『えっ、そんな方法で上手くいくんですか?』という方法で成功します。

僕自身も6番ラインとして、顔写真も出さない、申し込み入力フォームも作らない、メルマガもYouTubeもやらない、SNSのフォロワーも少ない、仕事以外の情報も流す(食事や散歩の写真など)と、起業セミナーで教えているのとは真逆のビジネススタイルですが、それでも上手くいっていますし、それで良いんですよ。今日の方も、そういった仕事形態をお伝えすると、すごく気に入ってくれたようなので、同じ6/2として、そのようなイメージをもって独特なビジネススタイルを構築していただければと思います。

 

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