来月のリーディングレポート10本も発送し、ようやく手元の仕事が終わったので今日は休養日。ぶらり日帰り旅として福島県いわき市に行ってみました。夏前に、群馬、栃木、茨城は行ったので、もう一歩足を伸ばして、行ったことがない街に行ってみようと。
東京駅を出発したのは朝08:53。特急に乗っても片道２時間半、往復５時間です。現地滞在は３時間ぐらいですが、いいんです、主目的はのんびり車窓を眺めることですから。いや、ここ２～３ヶ月、延々レポート作りと翻訳作業が続き、パソコンばかり見ていて目が疲れてしまったので、たまには遠くの景色でも眺めようと。僕自身、デザイン的には視点を集中する人間ですが、集中してばかりだと疲れるんですよね。なので時には、ぼんやりと「よそ見(Distraction)」をするのも良いかなと。
常磐線の見慣れた車窓を眺めつつ、水戸に10:15ごろ到着。特急ひたちは、上野を出たら水戸まで止まらないという恐ろしい運行です……
常磐線は、常陸多賀という駅まで来たことがあるのですが、そこから先は未知の世界です。ここは会瀬漁港あたり。もうジャスト牡羊座満月(10:38)を過ぎましたね。
勿来(なこそ)海水浴場が見えてくると、もう茨城県との県境を越えて関東脱出、東北・福島県に入りました。しかしもう9月29日だというのに、なんですかこの海の青さは、空の青さは。完全に夏じゃないですか。
東北と関東を隔てる「白河の関」は有名ですが、この沿岸部＝「浜通り」では「勿来の関」となるそうです。
そして11:24に終点・JRいわき駅に到着。福島県は、30年前の社員旅行で会津に行った(連れて行かれた)ことはあるのですが、沿岸部の「浜通り」に来たのは初めてです。ちなみに福島県のメインストリートとも言える中央部、いわゆる「中通り」＝白河～郡山～福島は、東北新幹線で通過したことはあるけれど、いまだに下車したことはないんですよ。
駅を下りてみたら、想像していたより大きな街でびっくりしました。「浜通り」の首都みたいな街なんですかね。気温は、東京より暑かったものの、湿気は無くカラッと晴れていたので、日射病になるような感じではなかったです。まあ、この後２時間以上歩いて結局、汗掻きましたけどね。いつものように古書店の探索などです。
大きな街のせいか、東京近辺でも見かけるチェーン店が結構ありますが、やはりお昼は地元の店で食べたいなと。一応、事前に良さそうなつけ麺屋さんをチェックしていて、混んでいなかったらそこにしようかなあ……と歩いているうちに、ふと良さげなカフェレストラン「カフェ・デル・マール」さんを発見したので、急遽そちらに入ってみました。レイヴ心理学的にも、場当たり75%の男ですからね。
結果、大正解。牡蠣のスープパスタ(デザート付き)で、ちょっと豪勢なランチタイムとなりました。まあやっぱり、慌ただしくつけ麺をずるずる食べるよりは、のんびり食後のアイスコーヒーとか飲みたいじゃないですか。
そしていわき駅に戻り、駅ビルで、家族みんなが大好きな「ままどおる」(福島県郡山市の銘菓)をお土産に買って、帰りの特急(14:18発)に乗り込みました。明るいうちに帰った方が、また車窓を楽しめますしね。
ということで、福島県の山や緑ともお別れ。
まあ、今回も突発的な日帰り旅でしたが、良い気分転換になりました。
こうなると、福島県のメインストリート「中通り」、郡山、福島あたりも行ってみたくなりますね。出張リーディングのご依頼でもあれば、仙台あたりと組み合わせて、いつかツアーをしてみたいですね。
