NO PLAN NOTE 

ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】天秤座日食:パートナーのあらゆる面に注意を払う

Talli & Adam | Behind Blue Eyes

明日10月15日02:55に天秤座日食となります。今回の太陽と月の位置をヒューマンデザインのホロスコープ上で見てみると、32番ゲート「持続・継続」となります。ここ最近、このゲート生まれのお客様とお会いする機会が多かったので何度か言及していますが、32番ゲートは、誰が部族=家族や仲間を継続させてくれる才能を持ったパートナーなのか、見極めるゲートです。ある意味、鑑定眼のゲートとも言えますし、お金を何に使ったら良いかもよく分かっているゲートです。このゲートをお持ちですと、見る目が高くなり、なかなかそのお眼鏡にかなうパートナーが見つからない……なんてこともあるようですけどね(^_^;)

さらに今回の日食の位置は、32.1▲「保存」「全側面に対して、敬意と注意を払い続ける生き方。プロセスを細かく注意することによって、本能を研ぎ澄ませる」となります。まあ、単純に、パートナーの善し悪しを見極めようとするなら、その相手のあらゆる側面を細かく見ろ、ってことですね。

しかし今回の日食のNot Selfは「自分のことばかり漫然と見て、まあいいやとぼんやり判断する」です。この位置は本来、相手のさまざまな面にしっかり焦点を当てるはずですが、悪くすると相手を見ずに、自分のことばかり見て『まあ、細かいことは気にしなくても大丈夫よね』と判断してしまうのでご注意ください。

特に今夜から、太陽が32番ゲート「持続・継続」、地球が42番ゲート「成長・増益」という組み合わせの6日間が始まりますが、8月27日から始まったノード環境も、同じく42番・32番ゲートの組み合わせになっています。このノード環境は、来年2024年1月8日まで続きますが、ある意味、そのひとつのピークになるかもしれませんね。

時々、個人のチャートを拝見しても、このように太陽・地球と、ノード軸が同じ組み合わせになっている方もいらっしゃいます。その場合、太陽・地球は人生のテーマ(インカネーションクロス)を意味しますが、そのテーマに対して、まともに逆風が吹きつけるイメージです。ノードは環境を意味しますから、人生のテーマをやりづらい環境に置かれる、とも解釈できますし、とても面倒に感じるでしょう。

そう考えると、ここからの6日間は、パートナーを選ぶにあたって、誰が本当に末永く交際できる才能を持っているのか、お金の価値観がしっかりした人なのか、見極める6日間と言えます。しかしノード環境的には、皆さんの周囲に、末永くつきあっていけない人や、金遣いの荒い人や、ムダ遣いをするような人が現れています。または42番ゲート的な、いつまでも大人になりきれない人や、伸びしろの無い人や、成長できない人も現れるでしょう。そのように、ロクな相手がいない状況下で、相手をよく見ずに『まあいいや』とつき合ったり、結婚してしまうと、結局は長続きせず、すぐに別れてしまうでしょう。

特にこの時期は、水星も57番ゲート「直観的明晰さ」にあり、火星は50番ゲート「価値観」にあります。このあたりはすべて人間関係の第3クォーターであり、57番も32番も50番ゲートも、すべて脾臓センター=直観のゲートです。第3クォーターの後半には直観のゲートがずらっと並んでいますが、それは『誰かと絆を結ぶなら、直観的に、相手が安全か危険か、よく見極めなさい』という意味です。

そして直観のゲートには、それぞれ生存本能から来る恐怖があり、32番ゲートのパートナー選びに関しても、失敗したくないという恐れがあります。それはそれでかまいません。『この人は危険な相手かもしれないから、時間をかけて観察しよう』とするのは悪いことではありませんよね。むしろ恐怖も感じずに『まあ、大丈夫だよね~♪』などと浮かれてつきあうとロクなことにならんのです。

今年の「突然変異の夏」で、別れたカップルも多そうですが、じゃあ本当に正しいパートナーは誰なのか、しっかりと見極めさせられる時期になりそうですね……

 

・ヒューマンデザインの個人フルリーディングを受けてみませんか?

 ご希望の日時・場所についてのご相談は、

 お気軽にtakeo.ichikawa@gmail.comへご連絡ください。