NO PLAN NOTE 

ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】BG5テキスト翻訳中:シンプルで、わかりやすく、使いやすいけれど……

今月に入ってから「BG5 Student Manual 1」の翻訳を始めましたが、ちょうど進捗33%(74ページ/全222ページ)まで達したので、ここまでの感想を書いておこうと思います。

BG5(Base Group 5)は、3人~5人の小規模ビジネスの仕組みを、ヒューマンデザインのペンタ(3人~5人の複合的オーラ)を軸にして解き明かすものです。このマニュアルも、いつものように創始者ラーの講義録ですが、あくまでも現実的な仕事の話なので、ラーの話も非常にわかりやすいし、実用的ですね。ラーのビジネス向け講義録としては、以前「64 Material Ways」も翻訳しましたが、個人的にはBG5の方が面白いし、使えるなあと感じました。

ペンタは、仙骨センター=Gセンター=喉センターをつなぐ6本のチャネル、12のゲートだけに着目するので、非常にシンプルに感じました。基本的には、この部分だけ見ればいいし、ラーの話も『このゲートやチャネルが無いビジネスグループは、こういう困ったことになる』という具体的かつ現実的な例が多いので、翻訳についても、あまり悩まずにすらすらと進んでおります。秘教的で難解で、何に使うんだかわからないレイヴ・コスモロジー(宇宙論)とは大違いですよ(^_^;)

そういう意味では、現実的な文明世界の第2クォーター生まれの人や、職場での人間関係が大切な第3クォーター生まれの人には、オススメです。また実用性という点では、5番ライン向きだなあと。

しかし精神世界の第1クォーター生まれの、6番ラインの僕自身としては、BG5は面白いけれど、あまりモチベーションは高くないんですよね。やはり僕は、難解で抽象的で、目に見えない世界のインカネーションクロス(魂の使命)の方が好きですね。こういうシンプルなものは他の人がやればいいじゃない、俺はもっと難解な方へ行くぜと。

実際、ヒューマンデザインの知識がある程度あれば、BG5を取り入れることもさほど難しくないんじゃないでしょうか。ペンタを分析するにしても、わざわざペンタグラフを出す必要もなく、そのビジネスグループの人たちのボディグラフを見て、この6本のチャネル、12のゲートが揃っているかどうかだけ見ればいいので、簡易BG5として『あなたの店舗は、8番ゲートを持った人がいないので、それを持った人を新たに従業員として雇うと良いですよ』とか言えちゃうと思うのです。

そう、このペンタ分析、基本的な部分はシンプルなだけに、その内容がバレたら、模倣したりパクるのは簡単だと思います。6本のチャネル、12のゲートだけ見ればいいんですからね。ましてテーマが、現実的なビジネスなので、食いつく人もいるでしょうし。

実際、ラーもこの講義録の中で『ビジネスが成功したペンタ(ビジネスグループ)は、他のペンタに模倣される』『だから他のグループに真似されてもいいように、将来性を備えることも大切だ』と言っています。もちろんその「将来性」も、あるチャネル、あるゲートによってもたらされるわけです。なのでBG5に留まらず、さらにライン分析(ヒューマンデザインとは少し違う)や、その先のOC16(Organizing Channels 16、企業や大規模ビジネスグループの分析)や、アルファワン・コンサルティング(企業のリーダー向け)も身につけていく必要がありそうです。

 

まあ、簡単で使いやすいメソッドは便利ですが、他人にパクられやすいというデメリットもあります。逆に、難解で使いにくいメソッドは習得するのが大変ですが、他人にはパクられにくいというメリットがあります。ヒューマンデザインの基本と同じく、すべては二元性、なにごとも表があれば裏もあるってことですね……(^_^;)

 

・ヒューマンデザインの個人フルリーディングを受けてみませんか?

 ご希望の日時・場所についてのご相談は、

 お気軽にtakeo.ichikawa@gmail.comへご連絡ください。