NO PLAN NOTE 

ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】3番ラインは、間違い(Mistake)を恐れてはいけない

[107/365]

今日は、2024年初のリーディング、新年一発目のオンライン・リーディングでした。

今日の方は、感情権威の3/5エネルギー・プロジェクターさん。まだ34歳。サターン・リターン(土星回帰、29歳前後の転機)の中、ご結婚され、お子さんも産み、会社勤めもしていたけれどそれも辞められて起業したものの、あまりに忙しくて体力がついていかず、ようやく仕事量を減らして落ち着かれた……というご近況でした。

今日の方は、仙骨で労働する力は無いのに、感情と意志力で働けてしまうため、雑用を引き受けるような仕事をしていたそうです。でも御本人のデザインを拝見すると、わがままな個人性の1-8「インスピレーション」チャネルがばっちり繋がっていたため、他人の言いなりに働くような人ではないんですよね。しかしそれも、ご両親が公務員だったり、5番ラインとして世の中の「普通」に洗脳される(マインドも未定義でした)と『うちの親も、世の中の人も、みんな働いている。だから私も働かないといけない。ワーママにならなければいけない』という条件付けに染められてしまいます。これは以前も書きましたが、仙骨が未定義の場合、あくまでも「労働せずに生計を立てる」ことが大切です。一般的に「労働」と言われるような働き方ではない、お金の稼ぎ方が大切になってくるわけです。今はだいぶ労働量を減らしたそうですが、これから先、もっともっと減らしてもいいかもしれませんね。

しかし本来はプロファイル3/5として、70点~80点の問題解決だけすればいいのに、妙な完璧主義(未定義のルートセンターの58番ゲート「活力」)を発揮したのか、100点を目指して頑張ってこられたそうです。そして5番ラインでの期待や、それに失敗した時に磔にされるのが怖いので、間違いを恐れて、失敗しないように生きてきたと。

でもですね、結局3番ラインなので、間違えるんですよ。創始者ラーも『たとえNot Selfでも、プロファイルからは逃れられない』『Not Selfの場合、プロファイルの厄介な面が表れる』と言っています。つまり3/5なら、たとえ間違いを避けようとしても、周囲から過剰に期待され、結局間違って磔にされてしまうのです。

ではどうすればいいかと言えば、たとえ間違えても、磔にされない相手からの招待だけを引き受けたり、つきあえばいいのです。ご夫婦で言えば、たとえ炊飯器のスイッチを入れ忘れても、お風呂の栓を閉めないままお湯を張っても、『しょうがないなあ』程度で済ませてくれる夫さんを選ぶことが大切です。

そのような相手を見極めるには感情の波を待つことが大切ですが、実際、今日の方は、夫さんと出会ってからおつきあいするまで5~6年かけ、そこから1年以上おつきあいされてからご結婚されたそうです。ヒューマンデザインでは『正しく絆を結ぶなら7年間かけなさい』と言っていますが、まさにそれを実践されたわけで、恐らくご夫婦の間では、そのように磔にされずに済んでいるでしょう。それは仕事でも同じですし、たとえ間違えても許してくれるような取引先やお客さんとだけ、つき合えば良いでしょう。

また、今日の方はスプリット定義で、36番ゲート「危機・光が陰る」だけがミッシングゲート(分断された自分のエネルギー領域をつなげてくれる架け橋)になっていました。そのような場合、36番ゲートだけを持った人と出会うと言われていますが、実際、夫さんが36番ゲートだけを持っていたことにリーディング中に気がつかれ、とても驚いていらっしゃいました。御本人は35番ゲート「変化・発展」だけをお持ちだったので、2人併せて35-36「推移」チャネルとなり、未経験のことを経験しながら発展していける力となります。実際、お二人とも、初めての結婚、初めての出産、初めての育児という、未経験のことを経験されているのでしょう。

今日の方は、ずっと働きづめだったそうですが、せっかくなら、今まで経験したことが無い「無職」「専業主婦」という未経験も経験されてみてはいかがでしょうか。全般的にプロジェクターは、ヒマそうにしている方が「招待」が来ますし、生活にゆとりがあった方が、1-8「インスピレーション」チャネルからも創造性(クリエイティヴさ)が湧いてくると思いますよ(^_^)

 

・ヒューマンデザインの個人フルリーディングを受けてみませんか?

 ご希望の日時・場所についてのご相談は、

 お気軽にtakeo.ichikawa@gmail.comへご連絡ください。