昨夜ソーラー・リターンを迎え、今日から個人的な新年の始まりです。そんな新年一発目のリーディングは、エゴ権威の2/4マニフェスターのお客様のリクエストで、白金のシェラトン都ホテルのラウンジ「バンブー」でした。開店の10:00に入ったので、久しぶりに窓際の特等席に案内していただきました。マニフェスター同士の会談にふさわしいですねえ。天気も良かったので、ランチまでゆっくりご一緒しましたが、まったりし過ぎて、お渡しするはずのリーディングレポートを渡し忘れるという大失態。いや11年間この仕事をしてきて初めてですよこんなミス。一応、PDFでもレポートはお渡ししてあるとは言え、2024年、大丈夫なんでしょうか……
さて今日の方は、45-21「マネーライン」チャネルだけがつながった2/4マニフェスターさんで、インカネーションクロス(人生の目的)も第２クォーターの文明世界、豊かな生活、現実的な仕事がメインテーマとなっていました。つまり労働するタイプではないけれど、生計を立てることが重要になります。実際、20年以上も企業に勤められ、役職も上がり、かなりハードに働かれたそうですが、45-21「マネーライン」チャネルとして、誰にも干渉されずに仕事現場を任せてもらえていたと。しかし最終的な異動で、あれこれ命じられる立場になった途端にエゴがやる気を無くし、数年前に退職されたと。
しかし周囲からは『まさか辞めるとは思わなかった』『あなたは会社に骨を埋める人だと思っていた』のように言われたそうです。それはもしかすると「2/4の突然変異」なのかもしれません。創始者ラーによると『2/4は、今までヘビースモーカーだったのに、ある日突然、禁煙するような変化をする』と言っています。それは無意識の４番ラインの行動として、まだチャンスがあるものにぎりぎりまで関わり、別のモノが見えてきたら、ぱっとそちらに乗り換える機会主義(風見鶏)から来ているのでしょう。
もちろん、４番ラインは『まだチャンスがあるかもしれない』と思い込む場合もあり、それによって手放すべき時に手放せなかったり、損切りが遅くなる可能性もありますが、正しく乗り換えるタイミングを知っているのも、今日の方の場合は、権威であるエゴになります。今日の方も、長いお勤めを終えた今では、2/4らしいのんびりした人生を過ごされているそうで、それがとても「平和」に感じると。であれば、長年勤めた会社を辞めるという決断も、エゴに従った正しい決断だったんでしょうね。
ただしエゴ＝ハートセンターは、定義されていても未定義でも、最も不健康(Not Self)になりやすいセンターだと言われています。今日は、そんなエゴ権威の２人でお話ししたのですが、エゴが不健康な人は「欲しいものを素直に欲しいと言えない」という特徴がありますよねと。
たとえば僕は、ヒューマンデザインという知識を持っています。『その知識を私も知りたいです』と素直に言ってくれれば、リーディングの時にあれこれお伝えすることは可能です。しかしそれが言えない人もいますし、悪くすると『市川さんは、私が欲しい知識を持っている。それが憎たらしい』みたいにエゴをこじらせる場合もあるわけです。他人の持ち物を見て『あの人はお金を持っている、私も欲しいけどそうは言えない』『あの人は権力を持っている、私も欲しいけどそうは言えない』『あの人は素敵な恋人を持っている、私も欲しいけどそうは言えない』等々、それが嫉妬として表れたり、何とかそれを奪おうとしたり、こちらを妨害するような場合もあるので厄介ですよね。
エゴ権威の２人としては、そんなエゴをこじらせるヒマやエネルギーがあるなら、何かもっと建設的なことをすればいいのに、という感じです。結局そういう人たちって、ヒマであり、エネルギーも持て余しているんじゃないかと。そしてマインド(思考)で『ああすればいい、こうすればいい』と思いつくけれど、それは所詮、上手くいかないので、さらにエゴがこじれていくと。
そう考えると、エゴ権威として少ないエネルギーだけで生きているのは、結構、良いことかもしれません。ハートセンターから出てくるエネルギーは少ないので、ムダなことには使っていられないんですよ。ある意味、エネルギー・ミニマリストとして、やるべきことだけやったら休むので、余計なことまでやる体力が無くて良かったですね、という話にもなりました。これからも、余計なことは人生から削ぎ落として、本当にやりたいことだけ選んでいくのがエゴ権威らしい生き方なんでしょうね。
というワケで、ソーラー・リターンも明け、個人的な2024年も始まりました。今年も引き続き、宜しくお願いいたします。
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