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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】乙女座満月:一夜限りの関係、そして魂が欲するものをガマンしない時代へ

Couple

昨日ひねった右足ですが、一晩経ったらそれなりに腫れてきました。一応ロキソニン貼ってサポーターで固定してますので、しばらくは自宅で静養ですね。本当なら来週はお客様とアフタヌーンティーする予定でしたが、泣く泣く延期に……ようやく年末年始からの不調から回復したと思ったらまたブレーキですよ。まあ、僕は陰陽六行で見ると、毎年2月は「転」の時期なので、転ぶのも仕方ないですね(2年前の2月も転んで捻挫しました)。一応、仕事はできるので、今日もレポートを1本仕上げ、翻訳作業も進め、新たなご依頼への返信もして……という、いつも通りの一日でした。

そんな今日、2月24日21:30に乙女座満月となります。今回の月と地球の位置は59番ゲート「セクシャリティ59.6「一夜限りの関係」「たとえ一瞬でも、完璧な関係を築く」となります。これは相手と親密になる際に、その人間関係を続けるのが不可能だったり、危険だったりする場合、あくまで短期間で済ませるという話です。これが▼(デトリメント)になると「どんな環境でも、一時的な関係性を求める」ので、本当に一夜限りのセックスで終わるかもしれませんが、それが決して悪いことでもないでしょう。

ただし、今回の満月のNot Selfは「相手の要望を見つめ、恐怖から決断してしまう」です。今回の満月に引っ張られ過ぎると、誰かから『末永くおつきあいしたいです』『結婚してください』と望まれても、その人とつき合ったら、ああなるかもしれない、こうなるかもしれないという恐怖に突き動かされ、短期間のつき合いやセックスだけで終わらせてしまうかもしれません。

僕自身、プロファイル6番ラインですし、6番ラインが10カ所(26カ所中)もあるデザインです。先日お客様から『市川さんって、相手にとって一生に一度のリーディングでも良いと思ってるでしょ?』と言われましたが、たしかにそういう部分はありますし、それも「一夜限りの関係」かもしれませんね。お客様と一度だけお会いして、リーディングが終わったらさようなら、というのはたしかに短期間のおつきあいです。でも、意外とそれで仲良くなってまたお会いすることも多々ありますし、それが6番ラインが求めるソウルメイトなのでしょう。また、べたべたと依存的につき合うより、短期間だけ会って、また離れて、また出会えばいいという距離感かなと。

Midas devant Bacchus, Nicolas Poussin, 1629-1630.

そして太陽は、55番ゲート「スピリット」55.6「わがまま」「他人を疎遠にするほど物質を手に入れることに執着するが、間接的に人々に物質的な利益をもたらす」にあります。このラインは、2027年2月15日以降、約70年間にわたって続く時代的なメインテーマです。グローバル・サイクルと呼ばれる、その時代の節目まで3年を切りましたが、この満月のタイミングで、それを実感される方も出てくるかもしれませんね。

しかし「他人を疎遠にするほど物質を手に入れることに執着する」時代なんて、まるで世の中、金の亡者ばかりになりそうにも見えますが、それはエゴ的な「わがまま」であり、感情のスピリット的な「わがまま」とは違うとされています。エゴはお金を求めるでしょうが、感情のスピリットは食べたいものを求めます。自分が気分良くいられるモノや、自分の魂を満たしてくれるモノを求めるのです。

創始者ラーは「Line Companion」の中で、この55.6を、ギリシア神話の「ミダス王」のラインだと言っています。ミダス王は、自ら望んで、触れた物をみな黄金に変える能力(いわゆる「Midas's Touch」)を手に入れ、最初は有頂天になりました。ところが食事をしようとしても、食べ物まで黄金に変わってしまい、何も食べられず、飢えに苦しみ、黄金を憎むようになったのです。結局、ミダス王の能力は解かれ、王は富や贅沢を嫌って、田園地方に住みつくことになりました……

 

このお話から推測すると、55.6が求めるのは、決して大金や高価なモノではないでしょう。たとえ高価ではなくても、自分の魂が自然と欲するモノを求めるはずです。それは非常に独特で、他人からすれば『えっ、そんなモノが欲しいの?』と感じるかもしれませんし、本人もなかなかその欲求には気づかないでしょう。それに気づいていくのが、2027年以降……いや、もう前倒しで、自分の魂が本当に欲しいものに気づいた方もおられるかもしれません。またその逆に、大金を手に入れても、そんなものでは魂は満たされないと気づいた方もいるでしょうね。そういう意味では、お金よりもっと大切なものに気づく時代に入りつつあるのでしょう。

たとえば昨年から、離婚したり、仕事を辞めるお客様が多いのですが、それも本当に、感情のスピリットが望む生活を望んだり、本当にやりたい仕事を求めてのことかもしれません。良い意味でわがままに、誰に何と言われようと、自分のスピリットが欲しがっているものをガマンしない時代になるのかなと。もちろんそれは大金や贅沢な生活ではなく、その人の感情や気分を満たしてくれるものであると。そういった魂が欲するものを求めることで、他の人たちも幸せになったり、大金よりも大切なモノに気づいていく時代になればいいですねえ……

 

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