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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】天秤座月食:「風の時代」に逆らおうとして激怒する

Protest

本日3月25日16:00、天秤座月食となりました。今回の月と地球の位置をヒューマンデザインのホロスコープ上で見ると、18番ゲート「訂正・腐敗処理」となります。このゲートは、社会の間違いを訂正するところです。またここで言う「腐敗(Spoiled)」には「甘やかされた」という意味もあります。人間、甘やかされると腐りますからね。

しかし今回の月食の位置を細かく見ると、18.2▼「末期的な病」となります。この位置は、もう腐りきって訂正できないから諦めて放置するラインです。18番ゲートは「訂正」のゲートですが、何でもかんでも訂正するわけじゃないんですね。

ところが今回の月食は▼(デトリメント)に偏っているので▼「大勢に逆らって訂正しようとし、無益に激怒する」「訂正できないことを受け容れられない」になります。実際、世の中には訂正できないことも多々あります。特に「社会的な間違い」という意味で言うと、2027年に向かうにつれて、社会全体やインフラ構造全体が崩壊していくと言われています。その「大勢」に逆らって、共同体を直していこうとしても、上手くいかないでしょう。そこで『どうして直らないんだ!』と激怒してもムダってことですね。

wind

また、ここで言う「大勢」は、原文では「Wind(風)」になっています。「Wind」という単語には「破壊的な力」や「変革への動き」という意味もあります。近年「風の時代」という言葉もよく聞きますが、そういった時代の変革的な動きに対して逆らってもムダなんでしょうね。もし今回の月食に影響され過ぎてしまったら、「風の時代」の自由さが、悪いモノに見えてしまい、その変革に逆らおうとして、ムダに激怒してしまうでしょう。いやいや、もう諦めましょうよ。時代は変わりつつあるんですから。

 

僕自身、この18.2「末期的な病」木星が入っているので、これが人生のルールになっています。つまり、社会的な間違いを直さないことをMyルールとして守っていると、人生のご褒美がもらえることになるわけです。実際、僕の目から見て『ああ、あの組織はもう腐って直しようがないな』とか『あの人は、ずっと甘やかされて腐った人だから、もう放置しておこう』と思うことがままあります。そうすると、ムダな労力を使うこともないし、その腐った組織や人は、さらに腐っていき、結局ヒドイ目に遭うと。僕の場合、無意識の人生環境も18.6「悟りの境地」なので、腐ったモノを見放したうえで、達観した境地で観察する……という感じですかね。

そして今日の月食から、次の牡羊座日食=4月9日までという「蝕のトンネル」を抜けると、その先では、4月10日に海王星25番ゲート「自己のスピリット・無垢」に入って5月7日まで25-51「イニシエーション」月間が始まり、さらに4月12日からは冥王星も、いよいよ時代の節目となる41番ゲート「収縮・減損」に入ります。恐らく4月は、かなり大きな変化の時期になりそうですが、今日からの2週間は、嵐の前の静けさ的な「蝕のトンネル」になるかもしれませんね。

 

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