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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】大谷翔平選手のサターン・リターン、水原一平氏のソーラー・リターン

連日、MLBドジャース大谷翔平選手の通訳・水原一平氏の違法賭博疑惑が報道されておりますが、ここで2人をヒューマンデザイン的に分析してみましょう。

大谷翔平選手は、1994年7月5日21:00、岩手県水沢市(現・奥州市)生まれと言われていますが、この出生時間でチャートを出すと(上画像)、直観権威の4/1マニフェスター、誘発のジャクスタポジションクロスとなります。プロファイル4/1は、人口の2.4%程度で、宿命に固定されると言われていますが、ずっと投手/打者の二刀流を貫く大谷選手は、たしかにジャクスタっぽいなあと前々から感じておりました。今回の事件に関しても、世間の人々の感情をつっついて反応を見ているのかもしれませんね。

そんな大谷翔平選手のサターン・リターン(土星回帰、29歳の転機)は、なんと2024年3月20日22:42(日本時間)と、まさに水原氏一平氏が電撃的に解雇されたあの日でした。いやしかし、こんなにジャストの日付で事件が起きることってあるんですね。そして大谷翔平選手のサターン・リターンのメインテーマは、25.3「失敗とショックに耐える無垢な力」「無垢さが欠ければ、不運を通して、最悪の場合、犯罪から自殺まで引き起こす」です。そしてそれがノードの51番ゲート「ショック」と繋がり、25-51「イニシエーション」=本来の自分に目覚め、次の人生ステージに行くためのショックに耐える力が下りています。しかし大谷翔平選手自身が51番ゲートだけ持っているため、その力に抗おうとしてもイライラしてしまう……と出ています。たしかに今回の事件で、大谷翔平選手自身、ショックを受けたでしょうが、腐らずにそれに耐えれば、また次の人生ステージに飛躍できるはずです。たとえそれが出場停止や球界追放になっても、4/1のジャクスタポジションとして引き続き、野球に関わるのではないでしょうか。ただ、本来の大谷翔平選手のデザインでは、ハートセンターが未定義のため、なかなかダメージが大きいかもしれません。「最悪の場合、犯罪から自殺」のような状況に陥らないことをお祈りします。僕もこの25.3持ちですが、犯罪も自殺もせずにここまで生きていますしね。

一方、通訳の水原一平氏は、1984年12月31日、北海道苫小牧市生まれ、出生時間は不明です。一応その日のチャートを出してみると、00:00~06:07までは6/2感情ピュア・ジェネレイター、06:08~09:03までは6/3仙骨ピュア・ジェネレイター、09:04からは終日、1/3感情プロジェクターと変わっています。時間帯としては、圧倒的に1/3感情プロジェクターである可能性が高いですね。無意識に間違えたという意味では、6/3か1/3のようにも思いますし、周囲が見えていなかったという点では1/3かもしれません。

しかし00:00~09:03までのパーソナリティの太陽は、58.6▼「有頂天」「外部から効果的に刺激された場合、その刺激と自分を一緒くたにしてしまい、自分を見失ってしまう」と、いかにもギャンブルに夢中になりそうなラインなんですよね。

また、03:32以降はずっと、水星が26.1「エゴイスト」「現実的な嘘やハッタリをつく」「現実的な嘘やハッタリでは満足しない」が入ります。水星はコミュニケーションの星ですから、彼の発言に情報操作的な要素が入っていてもおかしくないですね。そして44-26「身をゆだねる」チャネルは、遊びながら楽して稼ぐチャネルなので、ここで一種の投資としてギャンブルに手を出したのかもしれません。

そしてどの時間帯でも、パーソナリティの冥王星は、28番ゲート「ゲームプレイヤー」の、28.3「冒険主義」「苦戦した時に、直観的に用心深くリスクを取る」「ひねくれた形でリスクを取り、確実に失敗する」です。たしかに28番ゲートは、人生のギャンブラーですが、人生のやり甲斐に対してリスクを取るのが本来の姿であって、実際にお金をかけるギャンブルに手を出すかどうかはまた別の話です。僕も28番ゲート持ちですが、競馬も競輪も競艇も一回もやったことありませんしね。

水原氏の場合、09:04以降の1/3感情プロジェクターだった場合は、それが28-38「もがき」チャネルとしてつながっています。そして大谷翔平選手も、この28-38「もがき」チャネルの持ち主です。大谷翔平選手の場合は、二刀流を続けるとか、メジャーリーグに挑戦するという、まさに人生のやり甲斐に対してリスクを取ってきたでしょうが、水原氏の場合はどうだったのでしょうか。

そんな水原一平氏の今現在の(昨年12月31日からの)ソーラー・リターンを見てみると、46-29「発見」チャネルがまるまる下りています。このチャネルは、人生経験が途中でひっくり返る力です。最初上手くいっていたことが、途中で上手く行かなくなることもあるので、いかにも転落劇っぽい感じはありますね。

 

とまあ、ちょっと見ただけでもさまざまな要素が見て取れますが、こういった事件が起きた場合は、その人本来のボディグラフだけでなく、その転機や、その年のチャートまで見ていくと、いろいろなことが見えてくるんですよね……

 

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