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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【読書】「世界の神話」「躍動する女神たち」「世界の神々100」

神話学者、沖田瑞穂氏の「世界の神話」「躍動する女神たち」「世界の神々100」を購入。ヒューマンデザインでも「16の神格」という概念があり、自分がどのような神格要素から構成されているかがわかります。「16の神格」には、それぞれ世界各地の神々の名前が付けられていますが、これは決して16の神様だけに限った分類ではなく、世界各地の神様は、大きく16種類の原型(アーキタイプ)に分けられているというお話です。「躍動する女神たち」の中でも「美女神」とか「母神」というくくりで、世界各地の女神が紹介されていますが、そのように違う地域の神話でも、同じようなキャラクターや物語性を持った神様がいるので、その共通性を知っておくと「16の神格」の理解にもつながるかと思います。

たとえば僕の誕生日は2月7日、パーソナリティの太陽は13番ゲート「聞き手・同志」ですが、この水瓶座から魚座期間にまたがる4つのゲートは「第5の顔・カーリー」に属しています。言うなれば、僕の主神は「カーリー」なわけで、僕のマインド(思考)やインカネーションクロス(人生の目的)も「カーリー」的な影響を受けています。

インド神話の「カーリー」は、美しい戦女神ドゥルガーの額が割れて飛び出してきた、醜くて恐ろしい、悪魔を殺す女神です。「躍動する女神たち」の中でも、ドゥルガーは「めちゃくちゃ強い女神」として分類され、カーリーは「怖い女神」として紹介されています。そういう意味では、ドゥルガーとカーリーは同じ神様の二面性を表しており、創始者ラーも「16の神格」の中で『第5の顔・カーリーと、ドゥルガーは同じ』と言っています。またこういった本の中では「強い女神」として、エジプト神話の殺戮の女神セクメト、ベトナム神話の戦女神ダンジャイ、北欧神話の戦乙女ヴァルキュリア(ワルキューレ)が挙げられ、「怖い女神」としては、日本の昔話の山姥、ロシア民話のバーバ・ヤーガ(ヤーガ婆さん)などが挙げられています。そういった神話的存在も、すべてひっくるめて「カーリー」的な神格と捉えていいのかもしれませんね。

そう考えると、カーリー的な僕が中学生の頃、映画「地獄の黙示録」の戦闘シーンでワーグナーの「ワルキューレの騎行」が流れた時に、妙に興奮した記憶があります。あれは僕の中にあるカーリー性、『Not Selfのマインドをぶち殺すぞ』という殺戮性に共鳴したのかもしれませんね。同じカーリー族の、13番、49番、30番、55番ゲート持ちの皆さんはこういった勇壮な曲を聴いてどう感じるんですかね。

そして「美しく強い」「醜くて恐ろしい」という二面性で言うと、僕の場合「第5の顔・カーリー」を表す4ゲート領域には、パーソナリティの太陽しか入っていませんが、同じく天界の戦士である「第7の顔・大天使ミカエル」にはノードや土星が入っているため、人生環境的に戦わなければならなかったり、しっかり戦うことが課題なのかもしれません。しかし非常に平和的で非暴力的な「第15の顔・キリスト意識」にも星が多く入っているんですよね。そちらは言うなれば、僕の美しいドゥルガー面かもしれませんが、いざNot Selfとの戦いとなれば、Not Selfを殺すまで戦うぞと。

とは言え、「カーリー」に属する4つのゲートのうち、3つは太陽神経叢センターのゲートなので感情的ですが、13番ゲートだけはGセンターのゲートなので非感情的です。つまり13番ゲート生まれの僕は、「カーリー」族の中では唯一感情的にならずに、クールにNot Selfを殺すキャラクターなのでしょう。もちろんこれは、4ゲートずつという、おおざっぱなくくりですが、自分のおおまかなイメージを掴むうえでは、面白い見方だと思うんですよね。

「16の神格」については、インカネーション・リーディングのレポートに、その人の主神格についての注意点を入れておりますので、ご興味のある方は、インカネーション・リーディングをお申し込み下さい。


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