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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】天王星、文明世界へ

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今日は、午前中にリーディングレポートを1本仕上げて、お昼前に外出。家庭の事情でここ5日間、自宅に閉じこもりっきりだったので、散髪がてら都内へ出ました。まずは丸の内オアゾ丸善で新刊チェックという名の定期巡回からスタート。お昼は、丸善カフェでJR線を見下ろしながら、ビーフコロッケハヤシライスでした。 

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そんなことはさて置き、本日6月18日05:44、天王星24番ゲート「くりかえし考える」から2番ゲート「美的方向性」に移りました。天王星は、8月20日から逆行に入るため、10月24日23:32にはまた24番ゲート「くりかえし考える」に戻りますが、来年4月8日06:28には再び2番ゲート「美的方向性」に入ってきます。つまり今日から10月24日までは、来年から本格的に始まる、天王星「美的方向性」期の予告編という感じでしょうか。

この2番ゲート「美的方向性」は、立夏の位置でもあり、ヒューマンデザインのホロスコープ(マンダラ)を4分割する境界線でもあります。天王星は、1999年に立春である13番ゲート「他人の話を聞く」位置に入り、それ以来20年以上、ヒューマンデザイン的には精神世界のゾーンを運行してきました。しかし今日から、そして来年4月8日から、また約20年以上にわたって、今度は文明世界のゾーンを運行することになります。それについて、ちょっと考察してみたいと思います。 

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ヒューマンデザインでの天王星は、秩序と混沌の星です。その星が、1999年以来、精神世界を運行してきたということは、この20年近く、精神世界に対して天王星が秩序と混沌をもたらしてきたのでしょうか。日本で言うと1990年代には、オウム真理教事件によって、精神世界系のテーマは忌避されるようになりましたが、その嫌悪感もいつの間にか薄まり、テレビでも普通に「オーラの泉」(2005年放送開始)のような番組が放映されるようになったかと思います。そう言う意味では、この20年で精神世界は、混沌の中から秩序を取り戻したようにも感じます。しかし逆に、天王星の影響に引っ張られ過ぎて、本来の自分から外れて精神世界に関わったり、テキトーな内容を広めたり、お金儲けに利用した人たちも増え、さらに混沌としてきたとも言えます。すべては二元性ですな。

しかし、そういった精神世界に対する天王星の20年がかりの変革も、もう終わりということです。ヒューマンデザインの創始者ラーも『スピリチュアル・フェアのように人目につくイベントは、2027年以降、もう無くなる』と言っていますし、精神世界は再び、中世以前の占星術的な秘教として存続していくのではないでしょうか。

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そして今日から、天王星は精神世界のゾーンを離れ、文明世界のゾーンへ入りました。ここから約20年、医療、教育、建築といった文明インフラ領域に、秩序と混沌がもたらされるわけです。これを良いように解釈すれば、まさにコロナ禍の今、この混沌とした状況に、医療的な改革が為されて、秩序が取り戻されるのかもしれません。

しかしこのゾーンは、非常に物質主義的な領域でもあります。医療にも教育にも住居にも、お金がかかりますからね。そのため、天王星の影響に引っ張られ過ぎると、お金儲けに走る人が増えるでしょうし、生きていく上での経済的な心配が増えたり、経済的な混沌が生じてしまう可能性もあります。またヒューマンデザインでは、2027年以降、共同体が機能しなくなると言われています。当然、医療や教育といったインフラ構造が混沌としてくる可能性も大いにあります。 

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そして今日から天王星が入る2番ゲート「美的方向性」とは、文明世界の方向性です。文明とは、ただ単に雑居ビルが並んでいればそれでいい、というものではありません。医療にしても教育にしても、ただ治ればいい、ただ教えればいい、というものでもありません。そこには、何らかの美意識が必要になってくるわけです。

しかしそこに天王星が入ってくるということは、今までの文明的な美意識を変革するような影響が下りてくるのかもしれません。たとえて言うなら、都心のタワマンに住むという価値観が、郊外の空き家をリノベする方へ変わるとかね。最近よく言われるSDGs(持続可能な開発目標)として言うなら、使い捨てのようなファストファッションではなく、長年着ていける服を選ぶとか。いや、どちらも、もう変わりつつありますね。

いずれにしろ、今日は天王星が20年以上ぶりにゾーンを移動した日ですが、なにしろ長期的なテーマなので、すぐにその影響は出てこないでしょう。それこそ2027年になった頃、ようやく文明世界の変革期を実感するのかもしれませんね。 

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……そんなことを考えつつ、虎ノ門愛宕神社へ到着。身体がナマッていたので、ガシガシと「出世の階段」を登ってきました。その代わり、足にきましたが……(^_^;) 

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隣に見えるは虎ノ門ヒルズ。来月はこちらでリーディング予定です。 

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そして帰りも「出世の階段」経由で。いつもここを下りるたび、6番ラインとして「人生の屋根」から下りる感覚を感じます。踏み外さないように、焦らず、一歩ずつ……

 

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