今夜21:02、(7月24日に続いて連続の)水瓶座満月となります。今回の満月の位置をヒューマンデザインのホロスコープ上で見ると30番ゲート「情熱の炎」というゲートにあたります。ここは、期待や希望が高まる感情的な位置ですが、その一方で「宿命」のゲートとも言われています。つまり『あの人が大好き！』という情熱は、いったん高まった後、どこかで落ち着いてしまうものです。感情は波なので、ずっと高いままではいられないし、いつかは落ちるものです。逆に言えば、ずっと低いままでもいられないし、いつかはまた盛り上がるでしょう。それが感情の「宿命」ですが、その仕組みを分かっていないと『俺は、君のことを一生愛する！』とか『私は、この仕事を一生やり続ける！』と感情的に盛り上がっても、後からその気持ちがしおれてしまい『まさかあの情熱が無くなるなんて……』と絶望してしまうので注意しましょう。まあ、長くお付き合いしているうちに、情熱が薄れても、まだじんわりと『好き』という気持ちがあるなら、その人間関係や仕事は長続きするんでしょうけどね。
しかし今回の満月の位置をさらに細かく見てみると30.6▼「生まれつき穏やかな性格のせいで、ネガティヴな気分を排除しきれない」となります。 そういった気分的な落ち込みや、感情的な仕組みを受け容れるにも、ある程度の強さが必要でしょう。しかしこの位置ではそれが欠けているため、今回の満月に引っ張られ過ぎると、ネガティヴな気分に支配され、それをどうにもできなくなってしまいます。
また今回の満月では、木星も同じゲートで同座しています。木星がいるのは30.3▼「あるがままを受け容れることで、気分がポジティヴかネガティヴになる」です。感情的な人たちは、気分が上がったり下がったりします。ずっと良い気分ではいられませんし、ずっと落ち込んでいるわけでもありません。それはそれでかまいませんし、仕方のない「宿命」だと受け容れることが大切です。そして自分の感情を受け容れると、自然に気分が高まったり、また落ち着いたりするはずなのです。
しかしそういった感情の変化を受け容れないと、逆にずーっと良い気分でいようとしたり、ずーっと落ち込んだままになってしまいます。今落ち込んでいる感情的な皆さんも『そのうち気分も上向くだろう』と信頼したり『私は、感情的に上下するのが普通なんだ』と受け容れることが大切なのです。
とは言え、今回の満月では、水星と火星が手を組む位置にあり64-47「過去の人生経験を思い返す」という力を下ろしています。ここは、過去にあった経験が、映像・動画として頭にこびりつき『あの経験にはどんな意味があったんだろう？』と思い悩んでしまうチャネルです。そのため、その原因を考え過ぎると憂鬱になるので注意が必要です。特に今回のつながりは、水星も火星もデトリメント▼面に偏っているため、過去のことについて『どうしてあんなことになったんだろう……』とぐちゃぐちゃ考えてしまうでしょう。
満月の意味合いも含めると、今夜は非常にネガティヴな影響が下りています。ですので、今夜はあまり考え過ぎず、落ち込んだ気分もいつかは元に戻ると思っておいてください。
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