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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】勉強会:突然変異は「間」から生じる

Inspiration

※2022年3月16日~17日 福岡県博多駅周辺にて対面リーディング募集中です。

今日は、月例のオンライン勉強会でした。今回は、6/2感情プロジェクターさんのシェア話から、いろいろと話題が広がっていきましたね。

その方は18-58「社会の間違いを訂正する完璧主義」というチャネルがつながっていて、それがインカネーションクロス(人生の目的)の土台にもなっているデザインでした。当然、その「完璧主義」も強力に発揮され、御本人も『ぱっと見ただけで間違いに気づく』と。

しかしその訂正能力は、あくまでも他人から『どこか間違っているところ、ありますか?』と招待されてから発揮するものですが、ついつい呼ばれてもいないのに間違いを指摘してしまうと、非常にウザがられ、本人も苦味を抱えてしまいます。ですので御本人としても、その性質を、逆にコンプレックスとして感じ、むしろ隠そうとしていたと。とは言え、自分の中にある性質ですから、自然と発揮されるでしょうし、扱いに苦慮されていたそうです。

ところが、たまたま今朝、ふと『これもひとつの才能なんだ』『だったら活かしようがあるんじゃないか』と気づかれたと。そこから点と点がつながるようにして、今までコンプレックスとして感じていた部分が、自分の一部として受け容れられるようになったそうです。それはヒューマンデザインの根幹である、自己愛、自己受容につながる気づきだったのではないでしょうか。

Relax

そこで他の方から『その気づきを得たキッカケってなんだったんですか?』という質問が出たのですが、御本人はわからないと。ふとした瞬間に、突然気づいたと。

その方は、ヘッドセンターも未定義でしたので、どこからかインスピレーションを受け取ったのかもしれません。ただ、僕は、それが突然変異なのでは?と感じました。

その方は、個人性のチャネルもつながっていたため、突然変異性もあるはず。そして創始者ラーは『突然変異は、音符と音符の間(ま)から生じる」と言っています。たとえば、何か悩んでいる時に、そのことばかり深刻に考え続けている時は、まったくその答えが下りてこないようなものです。それは間(ま)が無い状態ですよね。でも、いったんそのことを忘れてリラックスしていたり、買い物をしていたり、お風呂に入っている時に、ふと気づきが下りてくる時がありますよね。

基本的に『Not Selfは深刻になる』と言われますし、自分のコンプレックスをどうにかしようとか、それを無かったことにしようとしている時は、マインド(思考)がずっと回り続けていて、そういった気づきも得られないでしょう。しかしその深刻さから離れ、いったん思考を空白にしたり、リラックスして悩みを忘れると、その問題を手放せる気づきが下りてくるのではないでしょうか。

だからといって、肩肘張って『よーし、私は間を作るぞ!』というのも違います。個人性の突然変異や哀愁(メランコリー)は、自分ではどうにもできない瞬間に下りてくるものですし、作詞家が『詩の女神が下りてきた』と言う瞬間があるわけです。それはとても創造的(クリエイティヴ)な瞬間でもありますし、びっちり考え続けるのではなく、あくまで自然と間(ま)を取ることが大切だと思うのです。

 

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