しかし連日暑いですね。ヒューマンデザインの創始者ラーは『1781年から生まれてきた９つのセンターの人間は、それ以前の７つのセンターの人間より体温が高い』『人間の体温が上がっているからこそ地球の気温も上昇し、その熱が突然変異的な環境を生みだしている』『だから私は地球温暖化(＝突然変異)を止めないでほしいと思っている』と言ってますが、それにしても暑い。これも人類全体の突然変異の現れなんですかね。
それはともかく今日6月29日11:52に蟹座新月となりました。今回の月と太陽の位置をヒューマンデザインのホロスコープ上で見ると52番ゲート「山の如く動かず」にあります。ここは、じっと座って何かに焦点を合わせるゲートですが、焦点が無ければイライラしてしまいます。それこそ、この暑さですから、外出を控えて自宅にいるのはいいものの、何もやることが見いだせなければ憂鬱にもなってしまいます。また、やりたくもないことに焦点を合わせても、集中できず、不満を抱えてしまうでしょう。
この位置は「仏陀」のゲートとも呼ばれています。「Line Companion」のラーの話によると、お釈迦様は、特に何かに集中しようとは思わずに木の根本に座り、緊張感も無く、自分が集中するべきものを見いだすチャンスを待っていたそうです。この新月でも、自分がやるべきことが見えてくるまでは、ただじっと動かずにいるくらいで良いのかもしれませんね。
さらに今回の新月を細かく見ると52.4「動こうとする衝動的な誘惑に賢明に対処する」となります。今回の新月は機会主義的な４番ラインですから、それに引っ張られ過ぎると『じっとせず、動いた方が良いんじゃないか』とか思ってしまうでしょうね。そしてこの位置のデトリメント▼面は52.4▼「疑念が膨らみ、落ち着かなくなる」なので、自分が集中するべきことを疑ってしまいます。『えっ、これが私がやるべきことなの？本当は違うんじゃないの？』とかマインドが言い出してしまうので注意しましょう。
さらに今回の新月に引っ張られ過ぎてNot Selfになると、他人からの「要望」に目を向けてしまい『まあ、なんとかなるよね』という「希望」に毒されてしまいます。恐らく誰かから『じっとしていないで、行動してよ』と要求されて、まあいいやと思って動いてしまうとロクなことにならない……という感じでしょうか。
今回の新月では、あくまでも家にじっとしていて、何もやることがなければそれはそれで良し、やるべきことが見つかったらそれを疑いすぎないことが大切ですね。
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