NO PLAN NOTE 

ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】経験という引き出しを増やして、世界観を広げる

Backpacker

※12月21日~2024年1月5日まで年末年始休みになります。

※リーディングのご依頼等は、休みも普段通り、受け付けております。

昨夜は珍しく、20:00~22:00という時間帯でのオンライン・リーディングでした。

昨夜の方は、感情権威の4/6マニフェスターさん。まだ20代後半で、サターン・リターン(土星回帰、29歳の転機)の前段階に入ったところでした。ここからプロファイル6番ラインとして、いったん社会から離れ、人生の屋根に上がって客観的な智慧を磨いていく時期に入ります。実際、今はまだフルタイムで働いているけれど、来年でいったん仕事を辞め、海外に短期留学され、その後はもっとゆるい形で働くご予定だそうです。そのような生活形態になるのが、だいたい2年後のジャスト・サターン・リターンになりそうなので、御本人も無意識にそのように決断されていることに驚かされていました。

そんな昨夜の方のインカネーションクロス(人生の目的)は、文明世界の第2クォーターの「気づきのクロス」でした。まあ、元々の「Consciousness」という言葉からすると「意識のクロス」と訳しても良いでしょうね。このクロスは、文明世界での意識の拡大がテーマとなります。「意識の拡大」なんて申しますと難しく聞こえますが、要するに、文明社会でさまざまな経験をしていくうちに『なるほど、世の中にはこんなこともあるんだ』『こんな場所もあるんだ』『こんな人たちもいるんだ』という気づきを得ていって、自分の中の世界観が広がっていくようなものですね。

たとえば皆さんも子供の頃は、自分の家族や近所だけが、自分の世界だったと思います。それが保育園や幼稚園や小学校に入ると、違う地域に住む子たちと知り合ったり、その子の家に遊びに行ったりして、徐々に活動範囲が広がり、自分の世界が広がっていったはずです。そのうち中学生、高校生、大学生となると、自分一人で電車に乗って他の都道府県の学校に通ったり、下宿したり、就職したりと、その世界観が拡大し、より広い範囲や社会を意識できるようになったでしょう。

昨夜の方は、福祉のお仕事もされていて、そこで障害者の方とも接しているそうです。それもある意味、文明的な経験ですし『なるほど、障害者の人はこういうことで困っているんだな』『こんなことを感じているんだな』という気づきが得られれば、それも世界観の拡大につながるでしょう。

昨夜の方の場合、その「気づき/意識のクロス」のメインテーマ=パーソナリティの太陽が35番ゲート「変化・発展」で、それが36-35「推移」チャネルとしてつながっていました。このチャネルは今まで何度も書いていますが、ある意味、入門マニア的であり、期待という感情の波によって『一回サーフィンをしてみたい』とか『一回スペイン語を習ってみたい』『一回結婚してみたい』と、未経験の経験に惹かれる性質です。そしてその感情の波がおさまったら、また次の未経験に進みます。ですので、周囲からは『飽きっぽい人だなあ』と思われる場合もありますが、それはそれでかまいません。

昨夜の方も来年、3ヶ月ほど短期留学に行かれるそうですが、たしかにそれぐらいの軽い経験の方が良いでしょうね。たぶんそれ以上の長期になると、途中で感情的に飽きてきますし、でも長期滞在する約束に縛られてしまうとそれもまた感情的な「怒り」になるか、あるいは感情マニフェスターなので「激怒」になるかもしれません。ですから、そのようにちょっとした軽い経験を沢山することで、意識の拡大、世界観の拡大を楽しんでほしいと思います。

しかしそこでマインド(思考)が『もっとひとつのことを極めた方が良いんじゃないか』とかナントカ言い出しますが、それは無視しましょう。36-35「推移」チャネルは、スペシャリストではなく、あくまでもゼネラリストですから、『一回やったことがあるよ』という引き出しを沢山持っているようなものです。そういう人は視野も広いでしょうし、6番ラインとしての客観性にもつながるでしょう。その沢山の引き出しをどう使うかは50歳以降になりますが、まずはご自身の世界観を広げるという意味でも、30代~40代は、行ったことがない場所に行き、やったことがないことに挑戦して、引き出しを沢山作っていただければと思います。

 

・ヒューマンデザインの個人フルリーディングを受けてみませんか?

 ご希望の日時・場所についてのご相談は、

 お気軽にtakeo.ichikawa@gmail.comへご連絡ください。